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どんなときどう使う 日本語表現文型辞典

ハ行


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→ ヒ行


ば〈条じょう件けん〉

if

❶ よく読よめば、わかります。

❷ この本ほんはむずかしいことが書かいてあるから、よく読よまなければ、わからないよ。

❸ 明日あす、天てん気きがよければテニスをしますが、よくなければうちでDVDでも見みます。

❹ このDVD、とてもよかったよ。もし見みたければ、貸かしてあげるよ。

❺ あさって、休やすみでしょう。もしひまなら、映えい画がを見みに行いきませんか。

❻ 部へ屋やが静しずかでなければ、わたしは勉べん強きょうできません。

❼もしその人ひとがいい人ひとならば、いっしょに仕し事ごとをしたい。

接続 Vば/イAければ/ナNなら(ば)/Nなら(ば)
巻かん末まつの活かつ用よう表ひょう参さん照しょう

1)「ば・なら(ば)」は仮か定てい条じょう件けんを表あらわす。動どう詞しとイ形けい容よう詞しには「ば」を使つかい、ナ形けい容よう詞しと名めい詞しの肯こう定てい形けいには「なら」を使つかう。「なら」は❼のように「ならば」の形かたちで使つかうこともある。

2)「ば」の動どう詞しが状じょう態たい性せいの動どう詞し(ある・いる・できる)以い外がいの場ば合あいは、後あとの文ぶんには話はなす人ひとの意い志し・依い頼らいなどを表あらわす文ぶんは使つかわない。

◆ × もし熱ねつが出でれば、この薬くすりを飲のんでください。
→○もし熱ねつが出でたら、この薬くすりを飲のんでください。

3)しかし「~」が状じょう態たい性せいの言こと葉ば(動どう詞しの「あれば・いれば」、動どう詞しの否ひ定てい形けい「食たべなければ」、形けい容よう詞し「安やすければ」など)の場ば合あいにはこの制せい限げんはなくなる。


1)Pattern ば・なら(ば) is a conditional. Verbs and イ-adjectives take ~ばナ-adjec-tives and affirmatives of nouns take なら. As in sentence ❼, なら can be used interchangeably with ならば.

2)When ~ば verb is not verb of state (ある, いる, できる), second clause does not include speaker's volition or requests.



ば~(のに)〈反はん実じつ仮か想そう〉

would have

❶ A:ごめんなさい。きのうは、会かい議ぎの場ば所しょを間ま違ちがえて、遅おそくなったんです。

B:それで遅おくれたんですか。山やま崎ざきさんといっしょに来くればよかったのに。

❷ 試し合あいのとき、山やま田だ君くんがもっと元げん気きなら勝かてたのに。

❸ 店みせできれいなセーターを見みた。もっと安やすければ買かったんだけれど……。

接続 Vば/イAければ/ナAなら(ば)/ Nなら(ば)+~(のに)

1)「~ば、…のに/けれど」の形かたちで、「~ば」で事じ実じつとは違ちがうことを仮か想そうして、「…」で実じつ現げんしなかったことなどについて、残ざん念ねんな気き持もちやよかったという気き持もちなどを述のべる。

2)ナ形けい容よう詞しと名めい詞しでは「なら(ば)」となる。

3)文ぶん末まつは「よかった・のに・けれど」などの表ひょう現げんが多おおい。

参照︰たら~(のに)・と~(のに)〈反はん実じつ仮か想そう〉


1)Speaker imagines some event contrary to fact before ば~のに/けれど, then expresses after pattern feelings of regret or gladness that event was not realized.

2)With ナ-adjectives and nouns becomes なら(ば).

3)Often sentence endings take よかった (good), のに (would have been), or けれど (but).


ばいい〈勧すすめ〉

would be good if, should

❶ そんなに欲ほしいのなら、自じ分ぶんで買かえばいいじゃないか。

❷ おまけにもらったものなど取とっておく必ひつ要ようはない。どんどん捨すてればいい。

❸ 若わかいときは何なんでも自じ分ぶんのやりたいことをやってみればいい。

接続 Vば+いい

1)ほかの人ひとに対たいして勧すすめたり提てい案あんしたり助じょ言げんしたりする場ば合あいに使つかう。

2)同おなじ意い味みの表ひょう現げんに「たらいい・といい」がある。「ばいい」にはやや突つき放はなした感かんじがある。「たらいい・といい」の方ほうが軟やわらかい感かんじがする。

参照︰たらいい〈勧すすめ〉・といい〈勧すすめ〉


1)Recommends, suggests, or advises someone to do something.

2)Patterns with same meaning are: たらいい and といい. Pattern ばいい has slight feeling of rejection. Patterns たらいい and といい are softer.


ばいい〈希き望ぼう〉

hope that; would if be good if

❶ A:あしたはスポーツ大たい会かいですね。雨あめが降ふらなければいいですね。
B:ええ、晴はれればいいですね。

❷ ことしの夏なつは論ろん文ぶんを書かかなければならないから、暑あつくなければいいと願ねがっています。

❸ 世せ界かい中じゅうの子こどもたちが体からだも心こころも健けん康こうならいいと思おもうのです。

❹ わたし、S会かい社しゃに就しゅう職しょくできればいいなあ。

接続 Vば/イAければ/ナAなら/Nなら+いい

1)そうなってほしいという希き望ぼうや願がん望ぼうがある場ば合あいに使つかう。

2)動どう詞し・イ形けい容よう詞しの場ば合あいは「ばいい」を使つかうが、ナ形けい容よう詞し・名めい詞しの場ば合あいには「ならいい」を使つかう。

3)文ぶん末まつに詠えい嘆たんの気き持もちを表あらわす「~なあ」をつけることが多おおい。

4)実じつ現げんが難むずかしいと感かんじている場ば合あいには文ぶん末まつに「けど・のに・が」などをつけることが多おおい。

5)「~ばいい」の「~」には話はなす人ひとの意い志しを含ふくむ言こと葉ばは使つかわない。

◆ × わたし、S会かい社しゃに就しゅう職しょくすればいいなあ。

6)「たらいい・といい」と互たがいに言いい換かえが可か能のうである。

参照︰たらいい〈希き望ぼう〉・といい〈希き望ぼう〉


1)Desire or hope something will occur.

2)Verbs and イ-adjectives take ばいい, but ナ-adjectives and nouns take ならいい.

3)Often sentence endings take exclamatoryなあ.

4)Often sentence endings take けど, のに, or が (but) when seems difficult to realize.

5)Words expressing speaker's volition are not included before pattern.

◆ × わたし、S会かい社しゃに就しゅう職しょくすればいいなあ。

6)Can be interchangeable with たらいい and といい.



ばいいですか

how / why / when / who / where should

❶ A:この本ほんはいつまでに返かえせばいいですか。

B:来らい週しゅうの水すい曜よう日びまでに返かえしてください。

❷ A:東とう京きょうタワーへ行いきたいんですが、どこで降おりればいいですか。

B:K駅えきで降おりたらいいですよ。

❸ A:この会かいに登とう録ろくしたいんですが、どうすればいいですか。

B:ここに必ひつ要ようなことを書かいてください。

❹ A:弁べん当とうを予よ約やくしたいんだけど、だれに言いえばいい?

B:山やま田ださんに聞きけば? 彼かれが係かかりだよ。

接続 疑ぎ問もん詞し+Vば+いいですか

1)相あい手てに指し示じを求もとめる言いい方かた。

2)「疑ぎ問もん詞し+Vたら+いいですか」と意い味み・用よう法ほうはだいたい同おなじ。

参照︰たらいいですか


1)Seeks instructions from other party.

2)Nearly same meaning and usage as interrogative + Vたら + いいですか.


はいざしらず

~は特とく別べつだから例れい外がいだが

might be true for…, but not for…

❶ 妻つま:美び術じゅつ館かんは込こんでいるんじゃないかしら。

夫おっと:土ど日にちはいざしらず、ウイークデーだから大だい丈じょう夫ぶだよ。

❷ 規き則そくを知しらなかったのならいざしらず、知しっていてこんなことをするなんて許ゆるせない。

❸ 神かみ様さまならいざしらず、普ふ通つうの人にん間げんには明日あす何なにが起おこるかさえわからない。まして1年ねん先さきのことなんて……。

接続 Nは・Nなら/〔普通形〕(+の)なら+いざしらず

「~はいざしらず・~ならいざしらず」の形かたちで使つかう。「~」には極きょく端たんな例れいや特とく別べつな場ば合あいが来きて、主しゅとして「その場ば合あいは別べつだが」と除じょ外がいしてしまうときの言いい方かた。


In forms ~はいざしらず or ~ならいざしらず. Extreme examples or special cases are given before pattern. Mainly indicates exclusion of some case for being extraordinary.


はおろか

~は普ふ通つうとしても

not to mention

❶ わたしのうちにはビデオはおろかテレビもない。

❷ 今こん度どの天てん災さいのために、家いえの中なかの物ものはおろか家いえまで失うしなってしまった。

❸ この地ち球きゅう上じょうには、電でん気き、ガスはおろか、水すい道どうさえない生せい活かつをしている人ひと々びとがまだまだたくさんいる。

❹ 木き村むらさんは会かい計けいの仕し事ごとをしているが、会かい計けい学がくについてはおろか、法ほう律りつ一いっ般ぱんの知ち識しきもないらしい。

接続 N(+助じょ詞し)+はおろか

1)「~は当とう然ぜんとして、程てい度どがもっと上うえの事こと柄がらも」という意い味み。

2)「も・さえ・まで」などの強きょう調ちょうの言こと葉ばといっしょに使つかって、話わ者しゃの驚おどろきや不ふ満まんの気き持もちを表あらわす。

3)相あい手てへの働はたらきかけ(命めい令れい・禁きん止し・依い頼らい・勧かん誘ゆうなど)の文ぶんには使つかわない。


1)Naturally one thing occurs, but actually level is far more drastic.

2)Used with words of emphasis such asも, さえ, or まで; expresses speaker's surprise or dis-satisfaction.

3)Not used in sentences that make appeals (commands, injunctions, requests, solicitations), etc.toward listener.


は~が~

as for…has…

❶ あの人ひとは目めがとてもきれいです。

❷ この料りょう理りは味あじがちょっと薄うすいです。

❸ リンさんの家いえは庭にわが広ひろくて、いいなあ。

❹ メキさんは足あしが速はやいです。彼かれはサッカーの選せん手しゅです。

接続 NはNが

「N1はN2が…」という形かたちで、あるもの(N1)を話わ題だいにし、その部ぶ分ぶんやそれに属ぞくするもの(N2)の状じょう態たい・性せい質しつなどを表あらわす言いい方かた。


Takes up a topic N1; describes condition or nature of N2 that is part of or belongs to N1.



は~が、~は

(does) this, but not that

❶ この本ほんはもう読よみましたが、あの本ほんはまだです。

❷ わたしたちの学がっ校こうでは、春はるは遠えん足そくに行いきますが、秋あきは行いきません。

❸ 机つくえの上うえには本ほんがたくさんありますが、本ほんだなにはあまりありません。

❹ わたしは図と書しょ館かんへは自じ転てん車しゃで行いきますが、学がっ校こうへは歩あるいて行いきます。

❺ タンさんにはプレゼントをあげたけど、カンさんにはあげなかった。

接続 N(+助じょ詞し)は+〔丁寧形〕・〔普通形〕+が、N(+助じょ詞し)は~

1)二ふたつのことを対たい比ひして言いうときに使つかう。 ❶ のように「本ほんを」に「は」がつく場ば合あいは「を」は消きえる。(本ほんをは読よみました)そのほかの助じょ詞しは ❸ ~ ❺ のようにそのまま残のこる。

2)くだけた話はなし言こと葉ばでは「が」が「けど」になる。


1)Contrasts two things. As in sentence ❶ , particle を disappears when は is used. Other particles, such in sentences ❸ to ❺ , remain.

2)In informal speech, が becomes けど.


ばかりか

~だけでなく

not just

❶ いくら薬くすりを飲のんでも、風か邪ぜが治なおらないばかりか、もっと悪わるくなってきました。

❷ このごろ彼かれは遅ち刻こくが多おおいばかりか、授じゅ業ぎょう中ちゅうにいねむりすることさえあります。

❸ 彼かれは仕し事ごとや財ざい産さんばかりか、家か族ぞくまで捨すてて家いえを出でてしまった。

❹ あの人ひとは仕し事ごとに熱ねっ心しんであるばかりか、地ち域いき活かつ動どうも積せっ極きょく的てきにしている。

接続 N/〔普通形〕(ナAな・ナAである/Nである)+ばかりか

1)「~だけでなく、その上うえにもっと程てい度どの重おもい事こと柄がらも加くわわる」という意い味み。

2)後あとの文ぶんには「も・まで・さえ」などがよく使つかわれる。

3)「ばかりか」では、「ばかりでなく」と違ちがい、後あとに意い志しや希き望ぼう、また命めい令れいや誘さそいなど働はたらきかけの文ぶんが来くることはほとんどない。

◆ × 有ゆう名めいな観かん光こう地ちばかりか、静しずかないなかの生せい活かつも見みたい。
→○有ゆう名めいな観かん光こう地ちばかりでなく、静しずかないなかの生せい活かつも見みたい。/
  × 自じ分ぶんのことばかりか、他た人にんのことも考かんがえなさい。
→○自じ分ぶんのことばかりでなく、他た人にんのことも考かんがえなさい。

参照︰ばかりでなく


1)Not just does one thing happen, but something even more drastic does as well.

2)Clause following often takes も (also), まで (until), or さえ (even).

3)Unlike ばかりでなく, clauses that make appeals, such as volition, hope, commands, or solicitations, rarely follow.


ばかりだ

ますます~していく

just continues to

❶ このままではジムの日に本ほん語ごの成せい績せきは下さがるばかりだ。なんとかしなくてはならない。

❷ 最さい近きんの田た中なか委い員いん長ちょうの行こう動どうはよいとは言いえない。彼かれへの不ふ信しん感かんは増ますばかりだ。

❸ 選せん挙きょのときの対たい立りつが原げん因いんで、党とう内ないの二ふたつのグループの関かん係けいは悪わるくなるばかりだ。

接続 Vる+ばかりだ

1)ものごとの変へん化かが悪わるい方ほう向こうにだけ進すすんでいることを表あらわす。

2)変へん化かを表あらわす動どう詞しと接せつ続ぞくする。


1)Some change continues in bad direction.

2)Connects with verbs expressing change.


ばかりだ

➡ たばかりだ


ばかりでなく

~だけでなく

not only, but

❶ わたしたちは日に本ほん語ごばかりでなく、英えい語ごや数すう学がくの授じゅ業ぎょうも受うけています。

❷ 今日きょうは頭あたまが痛いたいばかりでなく、吐はき気けもするし、少々しょう熱ねつもあるんです。

❸ テレビの見み過すぎは子こどもの目めを痛いためるばかりでなく、自じ分ぶんで考かんがえる力ちからを失うしなわせると言いわれている。

❹ あの人ひとは有ゆう名めいな学がく者しゃであるばかりでなく、環かん境きょう問もん題だいの活かつ動どう家かでもある。

❺ 人ひとの仕し事ごと上じょうのミスばかりでなく、私し生せい活かつについてまで非ひ難なんするのはやめなさい。

接続 N/〔普通形〕(ナAな・ナAである/Nである)+ばかりでなく

1)「~だけでなく、範はん囲いはもっと大おおきくほかにも及およぶ」と言いいたいときに使つかう。

2)後あとの文ぶんには「も・まで・さえ」などがよく使つかわれる。

参照︰ばかりか


1)Situation isn't limited to one aspect, but impacts far wider range.

2)Second clause often takes も,まで, さえ, etc.


ばかりに

~だけが原げん因いんで

simply because

❶ うっかり生なま水みずを飲のんだばかりに、おなかを悪わるくしてしまった。

❷ パスポートを取とりに行いったが、はんこを忘わすれたばかりに、今日きょうはもらえなかった。

❸ 彼かれは子こどもの命いのちを助たすけたいばかりに、薬くすりを買かうお金かねを盗ぬすんだのだそうだ。

❹ パソコンのソフトがうまく使つかえないばかりに、やりたい仕し事ごとができなかった。

接続 〔普通形〕(ナAな・ナAである/Nである)+ばかりに

1)「~ばかりに、…」の形かたちで、「~だけが原げん因いんで、…という予よ想そう外がいの悪わるい結けっ果かとなった」と言いいたいときに使つかう。「…」には悪わるい結けっ果かの文ぶんが来くる。

2)話わ者しゃの後こう悔かいの気き持もちや残ざん念ねんな気き持もちを表あらわすことが多おおい。

3) ❸ のような「たいばかりに」を使つかう場ば合あいは、したくないことをあえてやったという意い味みの文ぶんが来くる。


1)Some single cause listed before pattern causes some unpredictably bad result. Clauses showing adverse results follow.

2)Often expresses speaker's feelings of regret or disappointment.

3)In sentence ❸ , たいばかりに, implies person didn't want to do particular action, but had little recourse.


ばこそ

~から

precisely because

❶ 君きみの将しょう来らいを考かんがえればこそ、忠ちゅう告こくするのだ。

❷ 音おん楽がくがあればこそ、こうして生いきていく希き望ぼうもわいてくる。

❸ わたしが勤つとめを続つづけられるのも、近きん所じょに子こどもの世せ話わをしてくれる人ひとがいればこそだ。

❹ 練れん習しゅうが楽たのしければこそ、もっとがんばろうという気き持もちにもなれるのだ。

❺ 子こどもがかわいければこそ、昔むかしの人ひとは子こどもを旅たびに出だしたのだ。

❻ 親おやがいればこそ正しょう月がつに故こ郷きょうへ帰かえりますが、親おやが亡なくなればもう帰かえることもないでしょう。

接続 Vば/イAければ/ナAであれば/Nであれば+こそ

1)「~ばこそ、…」の形かたちで、「~だから、…。ほかの理り由ゆうではない」と強きょう調ちょうした言いい方かた。話はなす人ひとの積せっ極きょく的てきな姿し勢せいの理り由ゆうを強つよく言いう言いい方かた。

2)マイナスの評ひょう価かにはほとんど使つかわない。「~」は状じょう態たいの表ひょう現げんが多おおい。

3)やや古ふるい言いい方かた。


1)Emphasizes there is no other reason for something. Strongly expresses reason for speaker's proactive attitude.

2)Rarely used with negative evaluations. Expressions concerning conditions often precede pattern.

3)Slightly old-fashioned.


はさておき

~は今いまは考かんがえの外そとに置おいて

leave for the time being

❶ 就しゅう職しょくの問もん題だいはさておき、今いまの彼かれには健けん康こうを取とり戻もどすことが第だい一いちだ。

❷ 責せき任にんがだれにあるのかはさておき、今いまは今こん後ごの対たい策さくを考かんがえるべきだ。

❸ (二人ふたりの男おとこの人ひとが仕し事ごとの話はなしをした後あと)

A:それはさておき、社しゃ員いん旅りょ行こうのことはどうなっているんだろう。

B:ああ、それは木き村むらさんが中ちゅう心しんになって進すすめているという話はなしですよ。

接続 Nは+さておき

「~はさておき…」の形かたちで、「今いまは~を考かんがえの外そとにはずして、…を第だい一いちに考かんがえる」という意い味みを表あらわす。


Set something aside and not think about it for time being; think of something else first.


はじめ

➡ をはじめ


はじめとして

➡ をはじめとして



はじめとする

➡ をはじめとして


はじめる

begin to

❶ もう7時じだから、そろそろ食たべ始はじめましょう。

❷ なべに牛ぎゅう肉にくを入いれて色いろが変かわり始はじめたら、さとうとしょうゆを入いれてください。

❸ この地ち方ほうで桜さくらが咲さき始はじめるのは、3月がつの終おわりごろです。

❹ 子こどもは最さい近きん、町まちの図と書しょ館かんを利り用ようし始はじめました。

接続 Vます+始はじめる

1)始はじまりと終おわりがある継けい続ぞくする動どう作さや作さ用よう・自し然ぜん現げん象しょう・習しゅう慣かんなどが始はじまるという意い味みを表あらわす。

2)普ふ通つうは瞬しゅん間かん動どう詞しにはつかないが、 ❸ のように、多おおくのものの作さ用ようやおおぜいの人ひとの動どう作さの場ば合あいは、瞬しゅん間かん動どう詞しにもつく。

参照︰おわる・つづける


1)Begin continuous action, operation, natural phenomenon, or practice that has beginning and end.

2)Usually does not append to verb of moment, but when used with verbs concerning a single action of many things or people, verbs of moment can be used, as in sentence ❸ .


はずがない

hardly possible that

❶ 何なにかの間ま違ちがいでしょう。彼かれが独どく身しんのはずがありません。ときどき奥おくさんの話はなしをしますよ。

❷ A:田た中なかさん、遅おそいね。どうしたんだろう。
B:田た中なかさんは今日きょうは来こられるはずがないよ。神こう戸べに出しゅっ張ちょうしているんだから。

❸ A:林はやしさん暇ひまかな。テニスに誘さそってみようか。
B:あの人ひとは今いま就しゅう職しょく活かつ動どう中ちゅうだから、暇ひまなはずはないよ。

❹ A:え、かぎがない? そんなはずないよ。ぼくたしかに机つくえの上うえに置おいたよ。
B:あ、あった、あった、ごめんなさい。

接続 〔普通形〕(ナAな・ナAである/Nの・Nである)+はずがない

1)ある事じ実じつをもとに「その可か能のう性せいがない」と言いうときに使つかう。話はなす人ひとの主しゅ観かん的てきな判はん断だんを表あらわす。

2)話はなし言こと葉ばでは ❹ のように「はずない」と言いう。

3)「わけがない」に置おき換かえられる。

参照︰わけがない


1)Some fact is impossible. Speaker's subjective judgment.

2)In spoken language, becomes はずない, as in sentence ❹ .

3)Interchangeable with わけがない.


はずだ〈必ひつ然ぜん的てき帰き結けつ〉

(inevitable result) must surely

❶ 田た中なかさんはもう会かい社しゃを出でたはずですよ。5時じの新しん幹かん線せんに乗のると言いっていたから。

❷ スポーツ大たい会かいの写しゃ真しんは山やま中なか君くんに頼たのみましょう。写しゃ真しん学がっ校こうの学がく生せいだから上じょう手ずなはずですよ。

❸ あのうちのおじょうさんも、10年ねん前まえに7歳さいだったのだから、もう高こう校こう生せいのはずだ。

❹ リーさんは3時じに家いえを出でたそうですから、ここには4時じ前まえに着つくはずです。

接続 〔普通形〕(ナAな・ナAである/Nの・Nである)+はずだ

1)客きゃっ観かん的てきな理り由ゆうがあって(例たとえば計けい算さんなどをして)、推すい量りょうにかなり確かく信しんがあるときに使つかう。その理り由ゆうから考かんがえて、当とう然ぜんのことだと推すい量りょうするときの言いい方かた。 ❹ のように、予よ定ていを表あらわすときにも使つかう。

2)話はなす人ひとの意い志し的てきな行こう為いの予よ測そくには使つかわない。


1)Used when objective reason (for example, by calculation), and extreme confidence in surmise. Conjecture seems natural considering reasons. Also describes plans, as in sentence ❹ .

2)Not used with speaker's volitional actions or predictions.


はずだ〈当とう然ぜん〉

~のは当とう然ぜんだ

(natural) should be

❶ A:わあ、おいしいワインね。
B:おいしいはずですよ。高たかいワインなんですから。

❷ 寒さむいはずです。雪ゆきが降ふってきました。

❸ A:タンさんは日に本ほん語ごが上じょう手ずだね。
B:日に本ほんに10年ねんも住すんでいるんだから、上じょう手ずなはずだよ。

接続 〔普通形〕(ナAな・ナAである/Nの・Nである)+はずだ

事じ実じつや状じょう況きょうから「それは当とう然ぜんだ」と言いいたいときに使つかう。


Considering some fact or situation, something is natural.



はずはない

➡ はずがない


ばそれまでだ

そのようなことになればすべて終おわりだ

that's the end

❶ 一いっ生しょう懸けん命めい働はたらいても病びょう気きになればそれまでだ。

❷ 高たかい車くるまを買かっても、事じ故こを起おこせばそれまでだ。

❸ いくらお金かねをためても、死しんでしまえばそれまでだ。

接続 Vば+それまでだ

1)「そうなったら、すべてが終おわりになってしまう」と言いいたいときの表ひょう現げん。

2)「~ても、Vばそれまでだ」のように前ぜん文ぶんは「~ても」の形かたちで表あらわれることが多おおい。


1)If certain thing happens, it's all over.

2)Often first clause contains ~ても.



ば~だろうに

➡ たら~だろう(に)



はというと

一いっ方ぽう~はどうかというと

on the other hand; when it comes to

❶ 父ちちも母ははものんびり過すごしています。わたしはというと、毎まい日にちただ 忙いそがしく働はたらいています。

❷ ここ10年ねん間かんで保ほ育いく所しょの数かずは大おお幅はばに増ふえたようだ。しかし、わたしの地ち域いきはというと、まったく増ふえていない。

❸ 現げん在ざい、人ひと々びとの生いき方かたは非ひ常じょうに自じ由ゆうになった。しかし、夫ふう婦ふの役やく割わりについての考かんがえ方かたはというと、どうだろうか。

接続 N(+助じょ詞し)+はというと

あることを対たい比ひ的てきな話わ題だいとして取とりあげる言いい方かた。「はというと」の前ぜん後ごには対たい立りつ的てきな文ぶんが来くる。


Contrasts topics. Contrasting clauses precede and follow はというと.



はともかく(として)

~は今いまは問もん題だいにしないで

leaving aside the problem of

❶ 費ひ用ようの問もん題だいはともかく、旅りょ行こうの目もく的てき地ちを決きめる方ほうが先さきです。

❷ コストの問もん題だいはともかくとして、重じゅう要ようなのはこの商しょう品ひんが売うれるか売うれないかだ。

❸ この計けい画かくは実じっ行こうできるかどうかはともかくとして、まず実じっ行こうする価か値ちがあるかどうかをもう1度どよく考かんがえてみよう。

接続 Nは+ともかく(として)

「~はともかく…」の形かたちで、二ふたつの事こと柄がらを比ひ較かくして、「~の問もん題だいも考かんがえなければならないが、今いまはそれよりも…を優ゆう先せんさせる」という気き持もちで使つかう。


Compares two matters; implies topic brought up also has to be considered, but that for now, some other topic should receive priority.


はとわず

➡ をとわず


はべつとして

~を除じょ外がいして考かんがえて

putting aside; except for

❶ 大だい都と市しは別べつとして、各かく地ちの市しや町まちでは町まちおこしの計けい画かくを進すすめている。

❷ 必ひつ要ように迫せまられてする読どく書しょは別べつとして、40代だい、50代だいになってからの読どく書しょは本ほん当とうに心こころにしみとおるものがある。

❸ 具ぐ体たい的てきにどんな項こう目もくについて聞きくかは別べつにして、まずアンケートの全ぜん体たい的てきな枠わくを決きめることが必ひつ要ようだ。

❹ 協きょう力りょくするかしないかは別べつとして、とにかく話はなしだけは聞ききましょう。

接続 N+は別べつとして

1)「~は別べつとして…」の形かたちで「~については後あとで考かんがえるとして、今いまは…のことを優ゆう先せん的てきにする」という使つかい方かたや「~という特とく別べつな状じょう況きょうを除じょ外がいして考かんがえれば、…のことが言いえる」という意い味みの使つかい方かたがある。「は別べつにして」の形かたちもある。

2) ❹ のように対たい立りつ関かん係けいの言こと葉ばを受うけることもある。


1)Topic at hand should be considered later; another should be given priority now.Also means "if exclude special circumstances, then something can be said." Also in: は別にして.

2)Also sometimes takes expressions of contrast, such as in sentence ❹ .


ば~ほど

~すれば…になり、もっと~すればもっと…になる

the more…the more; the less…the less

❶ 山やまは登のぼれば登のぼるほど、気き温おんが低ひくくなる。

❷ お礼れいの手て紙がみを出だすのは早はやければ早はやいほどいい。

❸ 毎まい日にち使つかう道どう具ぐの使つかい方かたは簡かん単たんなら簡かん単たんなほどいい。

❹ このABC社しゃで仕し事ごとをするには、外がい国こく語ごが上じょう手ずなら上じょう手ずなほどいい。

❺ あの人ひとの話はなしは聞きけば聞きくほどわからなくなる。

接続 Vば+Vる/イAければ+イAい/ナAなら+ナAな+ほど

1)「一いっ方ぽうの程てい度どが変かわれば、それとともに他た方ほうも変かわる」と言いいたいときの表ひょう現げん。ナ形けい容よう詞しの場ば合あいは「~なら~なほど」となる。

2) ❺ のように、普ふ通つう予よ想そうすることと反はん対たいの結けっ果かとなる場ば合あいにも使つかう。


1)As degree of one thing changes, so does another. ナ-adjectives become ~なら~なほど.

2)Also used for results contrary to what is usually expected, as in sentence ❺ .


はもちろん

~は当とう然ぜんとして

of course; naturally

❶ 復ふく習しゅうはもちろん予よ習しゅうもしなければなりません。

❷ 浅あさ草くさという街まちは日にち曜よう、祭さい日じつはもちろん、ウイークデーもにぎやかだ。

❸ 大だい都と市しではもちろん、地ち方ほうの小ちいさな農のう村そんでも情じょう報ほうがすばやくキャッチできるようになってきた。

❹ 田た中なかさんは勉べん強きょうについてはもちろんのこと、私し生せい活かつの問もん題だいまで何なんでも相そう談だんできる先せん輩ぱいだ。

接続 N(+助じょ詞し)は+もちろん

1)「~は当とう然ぜんとして、程てい度どが上うえの後あとの事こと柄がらも加くわわる」という意い味み。

2)より硬かたい表ひょう現げんとして、「はもとより」がある。

参照︰はもとより


1)One matter is taken for granted; in fact some other element of even greater degree is added.

2)Somewhat more formal expression: はもとより.


はもとより

~は当とう然ぜんとして

of course

❶ 日に本ほんはもとより、多おおくの国くにがこの大たい会かいの成せい果かに期き待たいしている。

❷ 数すう学がくは、自し然ぜん科か学がくや社しゃ会かい科か学がくはもとよりどんな方ほう面めんに進すすむ者ものにとっても重じゅう要ようだ。

❸ 体からだの弱よわいぼくが無ぶ事じに学がっ校こうを卒そつ業ぎょうできたのも両りょう親しんはもとより、いろいろな方かた々がたの援えん助じょがあったからです。

❹ うちの父ちちはパソコンはもとより、携けい帯たい電でん話わさえ持もとうとしない。

接続 N(+助じょ詞し)は+もとよりFW

1)「~は当とう然ぜんとして、程てい度どが重おもい(軽かるい)事こと柄がらも加くわわる」という意い味み。

2)「はもとより」は、「はもちろん」より書かき言こと葉ば的てきな言いい方かた。

参照︰はもちろん


1)One matter is taken for granted; in fact some other element of more or less import is also added.

2)More of written form than はもちろん.


は~より

more than; less than

❶ 今日きょうはきのうより暖あたたかいです。

❷ このアパートは前まえのアパートより便べん利りです。

❸ 水みずは空くう気きより重おもい。

❹ 先せん生せい:かたかなの言こと葉ばは、漢かん字じの言こと葉ばより易やさしいですか。

学がく生せい1:そうですねえ。かたかなの言こと葉ばは漢かん字じの言こと葉ばより難むずかしいです。

学がく生せい2:わたしは、かたかなの言こと葉ばも漢かん字じの言こと葉ばも同おなじぐらい難むずかしいと思おもいます。

❺ 父ちちは家か族ぞくの中なかでだれよりも早はやく起おきます。

❻ 人にん間げんの命いのちは何なによりたいせつです。

接続 NはN より

1)「N1はN2より…」の形かたちで話はなす人ひとがあるものを話わ題だいとして取とり上あげ(「N1は」)、その状じょう態たいを、ほかのものを基き準じゅんにして(「N2より」)、比ひ較かくして言いうときの言いい方かた。

2)比ひ較かくを表あらわすこの言いい方かたは、否ひ定ていの形かたちでは言いわないのが普ふ通つうである。

◆ × バスは電でん車しゃより速はやくないです。/
× わたしは兄あにより早はやく起おきません。

3) ❺ ❻ のように、「疑ぎ問もん詞し+より」の形かたちで、最さい上じょう級きゅうを表あらわす。


1)Speaker takes up topic (N1)and compares it to separate standard.

2)Normally, comparatives are not used in negative.

◆ × バスは電でん車しゃより速はやくないです。/
× わたしは兄あにより早はやく起おきません。

3)Superlatives are expressed by interrogatives + より, as in sentences ❺ and ❻ .



はんした

➡ にはんして


はんして

➡ にはんして


はんする

➡ にはんして


はんめん

一面めんでは~と考かんがえられるが、別べつの面めんから見みると

at the same time, on the other hand

❶ 彼かの女じょはいつもは明あかるい反はん面めん、寂さびしがりやでもあります。

❷ 郊こう外がいに住すむのは、通つう勤きんには不ふ便べんな半はん面めん、自し然ぜんに近ちかく生せい活かつするというよさもある。

❸ 科か学がくの発はっ達たつは人にん間げんの生せい活かつを便べん利りで豊ゆたかにする反はん面めん、環かん境きょうを汚よごし、素そ朴ぼくな人にん間げんらしさを失うしなわせることになるのではないか。

接続 〔普通形〕(ナAな・ナAである/Nである)+反はん面めん・半はん面めん

1)ある事こと柄がらについて二ふたつの反はん対たいの傾けい向こうや性せい質しつを言いうときの言いい方かた。

2)漢かん字じは、より対たい立りつ的てきなことを言いう場ば合あいは「反はん面めん」の方ほうを使つかうことが多おおい。


1)Phenomenon with two opposite directions or natures.

2)When used to express conflicting phenomena, 反面 rather than 半面 is often used.


ノ行 ←

→ ヒ行


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