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は ひ ふ へ ほ ま み め も や ゆ よ ら り れ ろ わ ハ行 は はあく把握 はいき廃棄 はいきゅう配給 はいけん拝見 はいし廃止 はいしゃく拝借 ばいしゅう買収 はいじょ排除 ばいしょう賠償 はいすい排水 はいせき排斥 はいぜつ廃絶 はいぞく配属 はいたつ配達 はいち配置 バイト はいとう配当 ばいばい売買 はいふ配布 はいぼく敗北 はいりょ配慮 はいれつ配列 はかい破壊 はき破棄 はくがい迫害 ばくげき爆撃 はくしゅ拍手 はくじょう白状 はくねつ白熱 ばくは爆破 ばくはつ爆発 ばくろ暴露 はけん派遣 はさん破産 パス はそん破損 はついく発育 はつおん発音 はっか発火 はつが発芽 はっかく発覚 はっき発揮 バック はっくつ発掘 はっけん発見 はつげん発言 はっこう発効 はっこう発行 はっさん発散 はっしゃ発車 はっしゃ発射 はっしん発信 ばっすい抜粋 はっせい発生 はっそう発送 はっそう発想 はったつ発達 はっちゃく発着 はってん発展 はつでん発電 はつねつ発熱 はつばい発売 はつびょう発病 はっぴょう発表 はつめい発明 はめつ破滅 はやおき早起き はやね早寝 はやびけ早引け はれつ破裂 はんえい反映 はんえい繁栄 はんきょう反響 パンク はんげき反撃 はんこう反抗 ばんざい万歳 はんしゃ反射 はんじょう繁盛 はんしょく繁殖 はんせい反省 はんそく反則 はんたい反対 はんだん判断 はんてい判定 はんのう反応 はんばい販売 はんぱつ反発 はんめい判明 はんらん反乱 はんらん氾濫 はんろん反論 ひ ひかく比較 ひかん悲観 ひけつ否決 ひこう飛行 びしょう微笑 ひっき筆記 ひってき匹敵 ヒット ひてい否定 ひとやすみ一休み ひとりじめ独り占め ひなん非難 ひなん避難 ひにん否認 ひにん避妊 ひはん批判 ひひょう批評 ひやく飛躍 ひやけ日焼け ひょうか評価 ひょうげん表現 びょうしゃ描写 ひょうしょう表彰 ひるね昼寝 ひれい比例 ひろう疲労 ひんぱつ頻発 ふ ファイル ふうさ封鎖 ふうし風刺 ふきゅう普及 ふくごう複合 ふくしゃ複写 ふくしゅう復習 ふくしゅう復讐 ふくじゅう服従 ふくめん覆面 ふこく布告 ふじゆう不自由 ふしょう負傷 ぶじょく侮辱 ぶそう武装 ふそく不足 ふぞく付属 ふたん負担 ふちゃく付着 ふっかつ復活 ふっき復帰 ふっきゅう復旧 ふっとう沸騰 ふにん赴任 ふはい腐敗 ふよう扶養 プラス プリント プレゼント プロポーズ ふんか噴火 ふんがい憤慨 ぶんかい分解 ぶんかつ分割 ぶんき分岐 ぶんぎょう分業 ぶんさん分散 ふんしつ紛失 ふんしゅつ噴出 ぶんせき分析 ふんそう扮装 ぶんたん分担 ぶんつう文通 ふんとう奮闘 ぶんぱい分配 ふんぱつ奮発 ぶんぷ分布 ぶんべつ分別 ぶんり分離 ぶんるい分類 ぶんれつ分裂 へ へいかい閉会 へいきん平均 へいこう並行 へいこう並行 へいさ閉鎖 へいてん閉店 へいれつ並列 へきえき辟易 べっきょ別居 へんか変化 べんかい弁解 へんかく変革 べんがく勉学 へんかん返還 へんきゃく返却 べんきょう勉強 へんけい変形 べんご弁護 へんこう変更 へんさい返済 へんじ返事 へんしゅう編集 べんしょう弁償 へんしん変身 へんせい編成 へんせん変遷 へんとう返答 へんどう変動 へんにゅう編入 へんぼう変貌 べんめい弁明 ほ ほいく保育 ボイコット ほうい包囲 ぼうえい防衛 ぼうえき貿易 ほうか放火 ほうかい崩壊 ぼうがい妨害 ぼうかん傍観 ほうき放棄 ぼうぎょ防御 ぼうけん冒険 ほうこく報告 ほうし奉仕 ぼうし防止 ほうしゃ放射 ほうしゅつ放出 ぼうすい防水 ほうそう放送 ほうそう包装 ほうち放置 ぼうちょう膨張 ぼうちょう傍聴 ほうどう報道 ぼうとう暴騰 ほうにん放任 ぼうめい亡命 ほうもん訪問 ぼうらく暴落 ほうわ飽和 ほおん保温 ほかく捕獲 ほかん保管 ほきゅう補給 ほきょう補強 ぼきん募金 ぼくめつ撲滅 ほご保護 ほしゅ保守 ほじゅう補充 ぼしゅう募集 ほじょ補助 ほしょう保証 ほしょう保障 ほしょう補償 ほそう舗装 ほそく補足 ほぞん保存 ぼっしゅう没収 ほっそく発足 ぼっとう没頭 ぼつらく没落 ほりゅう保留 ほんやく翻訳 ま マーク まいぞう埋蔵 マイナス まえうり前売り まえおき前置き まえがり前借り まえばらい前払い まがり間借り まさつ摩擦 ますい麻酔 マスター まちぶせ待ち伏せ マッサージ まっしょう抹消 まね真似 まばたき瞬き まひ麻痺 まんぞく満足 まんびき万引き み みかた味方 ミス みせびらき店開き みちくさ道草 ミックス みっしゅう密集 みつばい密売 みつゆ密輸 みなげ身投げ みわく魅惑 むし無視 むじゅん矛盾 め めいき明記 めいちゅう命中 めいれい命令 めいわく迷惑 めつぼう滅亡 メモ めんかい面会 めんじょ免除 めんせつ面接 も もくげき目撃 もさく模索 モニター もほう模倣 や やくそく約束 やけど火傷 やせい野生 やつあたり八つ当たり やりくり やりとり ゆ ゆいごん遺言 ゆうえつ優越 ゆうかい誘拐 ゆうし融資 ゆうしょう優勝 ゆうずう融通 ゆうせん優先 ゆうそう郵送 ゆうどう誘導 ゆうぼく遊牧 ゆうわく誘惑 ゆけつ輸血 ゆしゅつ輸出 ゆそう輸送 ゆだん油断 ゆにゅう輸入 ゆびきり指切り ゆらい由来 よ ようい用意 ようきゅう要求 ようご擁護 ようしゃ容赦 ようしょく養殖 ようじん用心 ようせい養成 ようせい要請 ようぼう要望 ようやく要約 よかん予感 よき予期 よきん預金 よくあつ抑圧 よくせい抑制 よげん予言 よこく予告 よこどり横取り よしゅう予習 よそう予想 よそく予測 よち予知 よてい予定 よほう予報 よぼう予防 よやく予約 ら らいじょう来場 らいにち来日 らくだい落第 らっか落下 らっかん楽観 ランニング らんぼう乱暴 らんよう乱用 り りかい理解 リクエスト りこん離婚 りっこうほ立候補 りゃくだつ略奪 りゅうがく留学 りゅうこう流行 りよう利用 りょうかい了解 りょうがえ両替 りょうしゅう領収 りょうしょう了承 りょうよう療養 りょうり料理 りょこう旅行 りりく離陸 るいじ類似 るいすい類推 れ れいぞう冷蔵 れいとう冷凍 れいぼう冷房 れんあい恋愛 れんごう連合 れんしゅう練習 れんそう連想 れんぞく連続 れんたい連帯 レンタル れんらく連絡 ろ ろうか老化 ろうすい老衰 ろうどく朗読 ろうにん浪人 ろうひ浪費 ろくおん録音 ろくが録画 ろんぎ論議 ろんそう論争 わ わかい和解 わきみ脇見 わりびき割引 はあく(把握) 〔人ガ ものヲ〕 ・事件の全体像を把握してから、個別の問題を考えていく。 ・問題の本質をしっかり把握することが大事だ。 ・まず状況を正確に把握してほしい。 あり方・動き・数・活動・活用法・患者の容態・勘所・結果・現実・効果・全体の 構造・人々の行動・好み・事実関係・事象・事情・事態・状況・真相・スケジュール ・彼の性格・大勢・地形・天候・特性・内容・流れ・被害状況・方向性・予定を <類> つかむ 理解する はいき(廃棄) 〔人ガ ものヲ〕 ・ゴミはすべて廃棄するのではなく、リサイクルできるものをまず分別することが必要だ。 ・不要のものは廃棄すればよい、という考え方を改めなければならない。 ・核兵器は絶対に廃棄すべきだ。 [〜の廃棄をする] ・内戦が終結し、民間人が所有していた武器の廃棄をした。 <類> 捨てる 廃する はいきゅう(配給) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・戦後、国から国民に配給される食料だけでは生きて行けなかった。 ・その頃の映画館は、映画会社から配給された映画を上映していた。 [〜の配給をする] ・私が子供の頃、まだ米の配給をしていた。 <類> 配る はいけん(拝見) 〔人ガ ものヲ〕 ・失礼します。身分証明書を拝見します。 ・入構許可証を拝見させていただきたいのですが、、、。 <類> 見る はいし(廃止) 〔人ガ ものヲ〕 ・不平等な制度はすぐ廃止すべきだ。 ・ついに、差別的な法律が廃止された。 [〜の廃止をする] ・政府はやっと差別的な法律の廃止をした。 <類> やめる はいしゃく(拝借) 〔人ガ 人カラ ものヲ〕 ・ちょっとお知恵を拝借したいのですが、、、。 ・「ちょっと拝借しますね」と言いながら、空き巣は金を取っていった。 ・「では、お手を拝借、イヨーォッ!」と言って手拍子の音頭をとった。 <類> 借りる ばいしゅう(買収) 〔人ガ 人ヲ〕 ・その企業は大臣を買収していたらしい。 ・買収されやすい人を狙って話を持ちかける。 [〜の買収をする] ・業績不良の企業の買収をした。 はいじょ(排除) 〔人ガ ものヲ ものカラ〕 ・日本人は外国人を自分たちの仲間に入れず、排除しようとすることがある。 ・異質なものを排除して、自らの等質性を保とうとするのは狭い考え方だ。 <類> 除く ばいしょう(賠償) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・公害を出した企業は、多くの被害者に賠償しなければならず、その金額は膨大だった。 ・日本は戦後、他国に戦争で与えた損害を賠償する必要があった。 [〜の賠償をする] ・失われた利益の賠償をすることを求められた。 はいすい(排水) 〔人ガ ものヲ 所ニ〕 ・たまった水はポンプで排水しています。 ・汚れた水を建物の外に排水する設備が故障してしまい、排水できなかった。 <類> 出す はいせき(排斥) 〔人ガ 人・ものヲ〕 ・自分の気に入らないものは何でも排斥しようというのでは、わがままな子供と同じだ。 ・この国では外国人の移民を排斥しようとする動きがある。 はいぜつ(廃絶) 〔人ガ ものヲ〕 ・王制を廃絶しないうちは、人類は古代から抜け出せていないということだ。 ・核兵器を廃絶しようという運動を行っている団体に勤めています。 [〜の廃絶をする] ・化学兵器の廃絶をすることを強く望む。 <類> やめる 廃止する はいぞく(配属) 〔人ガ 人ヲ 所ニ〕 ・新入社員を仮に各部署に配属して、その適性を見た。 ・会社に入ってまず配属されたのがこの課でした。 はいたつ(配達) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・私は毎朝新聞を配達しています。 ・おととい配達された牛乳を飲んだら、気持ち悪くなった。 [〜の配達をする] ・新聞の配達をしながら、大学に通っています。 <類> 配る はいち(配置) 〔人ガ 人・ものヲ 所ニ〕 ・これらの家具をどう配置したら住みやすい家になるか。 ・それぞれの能力に合わせて人員を各部署に配置しています。 [〜の配置をする] ・ボード上に各部品の配置をする場合、配線のむだを省くような配置を考える。 <類> 置く バイト 〔人ガ〕 ・バイト(を)して学費を出そうと思ったのだが、思ったよりずっと大変だった。 ・一週間に4日はバイト(を)しないと生活費が足りない。 <類> 働く はいとう(配当) 〔人ガ ものヲ〕 ・株を買うのは値上がりが目的ではなく、定期的に配当される配当金が楽しみなのだ。 ・それぞれの避難所に救援物資を配当して回るのが我々の任務です。 [〜の配当をする] ・利益の配当をすることで、出資してくれた人に応えるのだ。 <類> 配る ばいばい(売買) ・株を売買して生計を立てています。 [〜の売買をする] ・輸入子供服の売買をしています。 <類> 売る はいふ(配布・配付) 〔人ガ ものヲ〕 ・調査票を各戸に配布し、記入していただくという方法でデータを集めています。 ・みなさんに配布した資料は全部で7枚です。ご確認下さい。 [〜の配布をする] ・手伝いの学生にパンフレットの配布をしてもらった。 <類> 配る はいぼく(敗北) 〔人ガ ものヲ〕 ・与党が総選挙で敗北した。また政治が変わる。 ・戦争で敗北したために民主主義が与えられたというのは皮肉な話だ。 <類> 負ける はいりょ(配慮) 〔人ガ ものニ/ヲ〕 ・環境に配慮して、自然素材を生かした建築を試みました。 ・今度の事業に対する君の貢献度に配慮して、ボーナスをはずんでおいた。 ・個人のプライバシーを配慮したために、公開できるデータは予定より少なくなった。 安全性・組み合わせ・景観・景気・個人の名誉・整合性・当事者・納税者に <類> 気を配る はいれつ(配列) 〔人ガ ものヲ〕 ・資料は五十音順に配列してあります。内容別の分類はこちらを参照して下さい。 ・各地の事件を年代順に配列して比較すると、興味深い関連が見えてくる。 <類> 並べる はかい(破壊) 〔人ガ ものヲ〕 ・地震が多くの建物を破壊した。 ・極限的な状況の中で、精神が破壊さてしまうかもしれない。 <類> 壊す はき(破棄) 〔人ガ ものヲ〕 ・両国は貿易協定を破棄し、なりふり構わない競争を始めた。 ・彼は結婚寸前になって婚約を破棄したため、親戚から非難の目で見られた。 縁談・記録・計画・原判決・条約・密約・約束・遺言状を [〜の破棄をする] ・敗戦の際、軍が多くの記録の破棄をしたため、真実が隠されてしまった。 <類> 取りやめる 捨てる はくがい(迫害) 〔人ガ 人ヲ〕 ・少数民族を迫害するという愚かなことが世界中で行われている。 ・迫害された人々はテロという正当化しえない行動をとることがある。 ばくげき(爆撃) 〔人ガ ものヲ〕 ・非戦闘員を無差別に爆撃するのは、戦争犯罪である。 ・あたり一帯は徹底的に爆撃され、建物は一つも見あたらなかった。 [〜の爆撃をする] ・民間住宅の爆撃をしたため、世界中から非難された。 はくしゅ(拍手) 〔人ガ 人/ものニ〕 ・すばらしい演奏に、観客は心をこめて拍手(を)した。 ・相手チームのプレーにも拍手(を)しよう。 <類> 手を叩く はくじょう(白状) 〔人ガ ものヲ〕 ・すべてを白状すれば罪を軽くしてやると言われ、白状したら終身刑だった。 ・昔は、拷問せずに白状させるという考えはなかった。 <類> しゃべる はくねつ(白熱) 〔人ガ ものヲ〕 ・白熱した好試合が真夏の甲子園で行われている。まったく暑い。 ・議論が盛り上がり、白熱してきた。国会中継もたまには面白くなる。 ばくは(爆破) 〔人ガ ものヲ〕 ・国連の事務所が愚かなテロリストによって爆破された。 ・アメリカの映画は、やたらビルや飛行機を爆破したがる。幼児期のトラウマか? ばくはつ(爆発) 〔ものガ〕 ・暖めると爆発するから気をつけてください。 ・タンクの中にたまっていたガスが爆発したらしい。 <類> 破裂する ばくろ(暴露) 〔人ガ ものヲ〕 ・会社の秘密を暴露すると脅され、暴力団に金を払っていた経営者が逮捕された。 ・正体を暴露されたインチキ「超能力者」がテレビ局を訴えた。 隠蔽・陰謀・嘘・内幕・家庭の事情・機密・旧悪・事実・社会悪・弱点・すべて ・スキャンダル・内実・内情・費用・不正・本質・矛盾・無知・指導力の欠如を [〜の暴露をする] ・スキャンダルの暴露をされて、政治家が失脚した。 はけん(派遣) 〔人ガ 所ニ 人ヲ〕 ・多くの社員が派遣されている。 ・政府は自衛隊を海外に派遣した。 [〜の派遣をする] ・労働者の派遣をする企業が増えている。 はさん(破産) 〔人・ものガ〕 ・事業が破産(を)して、無一文になった。 ・カードで無理な買い物を繰り返し、自己破産(を)してしまう人が増えてきた。 パス 〔人ガ ものヲ〕 ・斜め前にいた選手にパス(を)した。(ボールを) ・ちょっと、この問題はパス(を)したいな。(=問題をやらない) はそん(破損) 〔ものガ〕 ・台風で破損(を)した窓を直していたら、その夜の恐怖がよみがえってきた。 ・電柱に正面からぶつかり、車は大きく破損(を)したが、乗員は幸い無事だった。 〔人・ものガ ものヲ〕 ・建物に侵入し、器物を破損した罪で警備会社の元社員が捕まった。 ・引っ越しの業者が家具をわずかでも破損しないように慎重に運び出している。 <類> 壊れる はついく(発育) 〔人ガ〕 ・よく発育(を)した体をせいいっぱい使って、小学生たちがサッカーをやっている。 ・赤ちゃんが順調に発育(を)するには、親の愛情と十分な栄養が不可欠です。 <類> 育つ はつおん(発音) 〔人ガ ものヲ (ものト)〕 ・この言葉を発音してみてください。 ・「フイルム」と発音する人と、「フィルム」と発音する人と、どちらが多いだろうか。 [〜の発音をする] ・中国語のrの発音をするのは難しい。 はっか(発火) 〔ものガ〕 ・今回の山火事は、乾燥した木がこすれ合って、自然に発火(を)したものらしい。 ・ちょうどいい時間に発火(を)させて警備員の注意をそらすため、慎重にタイマーを設定 した。 <類> 火が出る・出す はつが(発芽) 〔ものガ〕 ・春になって暖かくなると、土の中の種が発芽(を)します。 ・この植物は、地下茎を切って埋めておくと、そこから発芽(を)する。 はっかく(発覚) 〔ものガ〕 ・軍部の陰謀が発覚(を)した。首相を殺してクーデターを起こす計画だった。 ・企業の組織的な脱税が発覚(を)し、社長以下の幹部が辞任した。 <類> わかる 明らかになる はっき(発揮) 〔人ガ ものヲ〕 ・リーダーが指導力を十分に発揮し、メンバーがそれに応える働きをしてほしい。 ・彼女がその本領を発揮したら、かなう男はいない。 イニシアチブ・威力・腕前・エゴイストぶり・価値・効き目・機能・技量・牽引力・ 効果・効力・才能・実行力・実力・秀才ぶり・手腕・瞬発力・地力・真価・すごみ・ 性能・相乗効果・底力・団結力・力・天才・特技・能力・馬鹿力・パワー・魅力を バック 〔ものガ〕 ・車が急にバック(を)してきて、ひかれそうになった。 ・駐車場でバック(を)しすぎて車を壁にぶつけた。 <類> 下がる 後退する はっくつ(発掘) 〔人ガ ものヲ〕 ・古代の遺跡を発掘していると、隣に古代人がいるような気がしてくる。 ・一人一人の中の、埋もれた能力を発掘するのが教師の仕事だと思っている。 [〜の発掘をする] ・人骨の発掘をするのは、さすがにあまり気持ちのいいものではない。 <類> 掘る はっけん(発見) 〔人ガ ものヲ〕 ・キュリー夫妻が放射線を発見した。 ・新しい惑星が発見された。 ・今回のことで、彼女の新しい面を発見させられた。 [〜の発見をする] ・小さな事でも新事実の発見をするとうれしい。 <類> 見つける はつげん(発言) 〔人ガ (ものヲ)〕 ・あの人は会議でよく発言する。 ・間違ったことを発言したときは、すぐに訂正したほうがいい。 <類> 言う はっこう(発効) 〔ものガ〕 ・条約が発効(を)するには、政府の批准が必要です。 ・日本国憲法は1946年に発効(を)した。 はっこう(発行) 〔人ガ ものヲ〕 ・証明書は事務室で発行します。 ・この本はくろしお出版から去年発行されました。 [〜の発行をする] ・新一万円札の発行をしたとき、デザインが地味だという意見があった。 <類> 出す はっさん(発散) 〔ものガ〕 ・その箱から強いにおいが発散(を)していた。 〔人・ものガ ものヲ〕 ・夜になると、昼間温められたビルが空気中に熱を発散する。 ・彼女はあやしい魅力を発散して、男たちを惑わせていた。 精気・体温・体臭が/を 怒り・情熱・憎悪・闘志・日ごろの鬱憤・ムードを はっしゃ(発車) 〔ものガ 所ヲ/カラ〕 ・この列車は5時に駅を発車します。 ・大阪行きの特急列車は1番線から発車します。 <類> 出る はっしゃ(発射) 〔人ガ ものヲ〕 ・A国がミサイルを発射する実験をした。 ・人工衛星を打ち上げるロケットが発射された。 <類> 打ち上げる はっしん(発信) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・遭難した船が救助を求める信号を発信していた。 ・これからも多くの人に私からのメッセージを発信していきたい。 [〜の発信をする] ・新しい情報の発信をする基地として、この事務所を育てていきたい。 ばっすい(抜粋) 〔人ガ ものカラ ものヲ〕 ・雑誌から面白そうな記事を抜粋して、離れ島にいる友人に送った。 ・長い論文から要点を抜粋してまとめ、ゼミで報告した。 [〜の抜粋をする] ・下書きの中から必要な個所の抜粋をして、残りは捨てることにした。 はっせい(発生) 〔ものガ〕 ・生物が最初に発生(を)したのは、海の水の中だそうだ。 ・実験を続ける中で、困った問題が発生(を)した。 はっそう(発送) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・大会の案内状を会員に発送した後で、講演者の変更があった。 ・お歳暮はデパートから発送してもらうようにしたら、とても簡単になった。 [〜の発送をする] ・メールの発送をして、いくつかの返信を確認してから寝た。 <類> 送る 送り出す はっそう(発想) 〔人ガ ものヲ〕 ・まったく新しいことを発想するというのは、非常に困難なことだ。 ・広告制作者として、人の常識的な発想を裏切るような非常識なものを発想していきたい。 <類> 思いつく 考え出す はったつ(発達) 〔人・ものガ〕 ・科学が発達(を)し、人類は大きな力を得た。 ・適当な運動を続けると、筋肉が発達(を)する。 <類> 進む はっちゃく(発着) 〔人ガ ものヲ〕 ・飛行機が間断なく発着する空港を眺めているのは、いつまでも飽きない。 ・発着するバスの一台一台の乗客の中に容疑者の姿を探した。 はってん(発展) 〔人・ものガ (ものニ)〕 ・独立以来、わが国は文化・産業が発展(を)しつづけている。 ・話が意外な方向へ発展(を)してきた。 ・意見の小さな食い違いが大きな論争に発展(を)した。 ・工業技術の発達が資本主義を大きく発展させた。 <類> 発達する はつでん(発電) 〔ものガ ものヲ〕 ・この太陽光発電機で一般住宅の約百軒分の電気を発電しています。 ・雨が続くと発電できないのが難点です。 はつねつ(発熱) 〔人ガ〕 ・機械が異常に発熱(を)している。 ・少し発熱(を)するかも知れませんが、心配は要りません。 はつばい(発売) 〔人ガ ものヲ〕 ・どの会社も新商品を発売するためにいろいろな努力をしている。 <類> 売り出す はつびょう(発病) 〔人ガ ものヲ〕 ・父は大学生の時に結核を発病し、卒業に6年かかったという。 ・日本では珍しい病気を発病し、大学病院に送られたが、教授達が次々に見物に来た。 はっぴょう(発表) 〔人ガ ものニ ものヲ〕 ・政府は新しい政策を発表した。 ・作家が久しぶりの小説を雑誌に発表した。 新聞に 世の中・世間に 学会で インターネットで 〔人ガ 文ヲ〕 ・会社は新製品を発売することを発表した。 ・噂の二人が婚約したことをマスコミに発表した。 はつめい(発明) 〔人ガ ものヲ〕 ・エジソンは多くのものを発明したことで有名です。 ・人類は数々のすばらしい道具を発明してきた。 [〜の発明をする] ・新しい記憶装置の発明をした。 <類> 考え出す はめつ(破滅) 〔人ガ ものヲ〕 ・核兵器の発達によって世界が破滅する恐れが生まれ、多くの警告が発せられた。 ・軍事産業との裏取引が暴露され、彼は企業家として破滅せざるを得なかった。 はやおき(早起き) 〔人ガ〕 ・今朝、早起き(を)して散歩したら、財布を拾った。 ・早起き(を)すると、夜眠くなり、早寝することになっていい。 <類> 起きる はやね(早寝) 〔人ガ〕 ・健康のため、早寝(を)しよう。 ・早寝(を)したいと思っても、どうしても宿題をしておかなければいけない。 <類> 寝る はやびけ(早引け) 早引き 〔人ガ ものヲ〕 ・体調が悪く、会社を早引けして病院へ行った。 ・かぜを引いていると嘘をつき、学校を早引けしてゲームセンターで遊んだ。 <類> 帰る はれつ(破裂) 〔人ガ ものヲ〕 ・裏の畑で爆弾が破裂し、爆風で窓ガラスが粉々になった。 ・夏の日の光でビール瓶が温められ、破裂した。 ・うちのおじいちゃんが近所の子供のいたずらにかんしゃく玉を破裂させた。 <類> 爆発する はんえい(反映) 〔ものガ ものヲ〕 ・どんな歌がはやるかは、世相を反映するという。 ・対立する関係者の意向を反映して、事故調査報告書の結論はあいまいなものとなった。 意図・感覚・気持・草の根の声・思想・社会・状況・情勢・精神・世論の変化を <類> 映す はんえい(繁栄) 〔ものガ〕 ・古代に繁栄(を)した文明はどのようにして衰退していったのか。 ・経済が繁栄(を)することが政治の目標なのだろうか。 <類> 栄える はんきょう(反響) 〔ものガ ものニ〕 ・トンネルの中は音が反響(を)するので、子供が大きな声を出して面白がった。 ・靴音が壁に反響し、一人で歩くのが怖くなってきた。 <類> 響く パンク 〔ものガ〕 ・車のタイヤがパンク(を)してしまった。 ・食べ過ぎでおなかがパンク(を)しそうだ。 ・アクセスが殺到し、回線がパンク(を)してつながらなくなった。 はんげき(反撃) 〔人ガ 人・ものニ〕 ・敵の攻撃に反撃(を)しようとしたが、あまりにも敵は強かったのでひとまず退却した。 ・野党の厳しい批判に対して政府も反撃(を)したが、世論は野党についた。 はんこう(反抗) 〔人ガ 人・ものニ〕 ・子供が親に反抗(を)するのは成長の一過程だから、それを抑えすぎてはいけない。 ・上司の命令に反抗(を)し、左遷されたが後悔はしなかった。 ばんざい(万歳) 〔人ガ〕 ・広場にいた人々がいっせいに両手を上げ、万歳(を)した。 ・私は、大人になってから万歳(を)したことはない。恥ずかしくてできない。 はんしゃ(反射) 〔ものガ ものニ〕 ・太陽の光が窓ガラスに反射(を)してまぶしい。 〔ものガ ものヲ〕 ・鏡は光を反射する。 ・ビルのガラスが車のライトを反射した。 <類> はねかえる はねかえす はんじょう(繁盛) 〔ものガ〕 ・サラリーマンを辞めてそば屋を始めた。思いの外、繁盛(を)していてうれしい。 ・商売が繁盛(を)するように初詣でおさい銭をはずんだが、あまり効果はなかった。 <類> 栄える はやる はんしょく(繁殖) 〔人ガ ものヲ〕 ・この湿った暖かさが、細菌が繁殖する最高の条件になっているんですね。 ・ゴキブリが繁殖しないように、食べ物のかすを残さないことが大切です。 <類> 増える はんせい(反省) 〔人ガ ものヲ〕 ・今は深く自分の罪を反省しています。 ・毎日自分のしたことを反省していますが、次の日も同じことを繰り返してし まいます。 〔人ガ 文ヲ/ト〕 ・また重要な会議に遅刻してしまったことを痛切に反省した。 ・つまらぬ嘘をついてしまったと反省(を)した。 [〜の反省をする] ・自分の過ちの反省をしなければならぬ。 はんそく(反則) 〔人ガ ものニ〕 ・絶対に反則(を)しないように気をつけろ。反則(を)したら、負けだと思え。 ・ルールに反則(を)するような行為は慎んで下さい。紳士的なゲームなのです。 はんたい(反対) 〔人ガ ものニ〕 ・彼女の意見に反対(を)した人は少なかった。 ・80パーセントの国民が憲法改悪に反対(を)した。 〔人ガ 文ニ〕 ・野党は消費税を上げることに反対(を)した。 はんだん(判断) 〔人ガ ものヲ〕 ・データに基づいて相手チームの実力を判断する。 〔人ガ 文ト/ヲ〕 ・委員会は報告書の内容に誤りがあると判断した。 ・この絵が本物かどうか(を)、判断しなければならない。 はんてい(判定) 〔人ガ ものヲ〕 ・宇宙飛行士の応募者の適性を判定するため、様々な検査を行った。 ・審判が公平に判定するので、判定への抗議はしないこと。 [〜の判定をする] ・試合の勝敗の判定をするのは三人の審査員だ。 はんのう(反応) 〔人/ものガ ものト/ニ〕 ・タンク内のガスが酸素と反応(を)して爆発したらしい。 ・彼女は彼の質問に反応(を)して、表情を変えた。 はんばい(販売) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・これまで、たくさんの人に車を販売してきました。 ・あちらで、とれたての野菜を安く販売しています。 [〜の販売をする] ・今日は店の前で特売品の販売をしています。 <類> 売る はんぱつ(反発) 〔人ガ 人・ものニ〕 ・子供が中学生になったら、親の言うことにいちいち反発するようになった。 ・与党の国会運営のやり方に野党は強く反発している。 はんめい(判明) 〔ものガ〕 ・調査を進めると、意外な事実が判明(を)した。 ・外交文書の公開によって、右翼政治家と外国政府のつながりが判明(を)した。 〔文ガ〕 ・政府が密約を隠していたことが判明(を)し、内閣は総辞職した。 <類> わかる はんらん(反乱) 〔人ガ〕 ・軍隊の一部が反乱(を)し、内戦の恐れが出てきた。 ・一部の学生が大学に対して反乱(を)し、多くの学生がそれを支持した。 はんらん(氾濫) 〔人ガ ものヲ〕 ・大きな川は、秋になると氾濫し、多くの家が水に浸かった。 ・現代は情報が氾濫する社会であり、その中で自らを見失う恐れがある。 ・光が氾濫する繁華街をふらふらと歩き回った。 <類> あふれる はんろん(反論) 〔人ガ ものニ〕 ・先ほどのご意見に反論(を)します。 ・教授の意見に反論(を)したが、厳しく否定されてしまった。 〔人ガ ものニ 文ト〕 ・野党の党首が首相の説明に「国民の気持ちを考えろ」と反論(を)した。 <類> 反対する [動詞文型調査7]へ ひかく(比較) 〔人ガ ものヲ ものト〕 ・宗教の問題について、日本をアメリカと比較するのはムリだ。 ・十年前と比較すると、町がずいぶん明るくなった。 [〜の比較をする] ・ひらがなとカタカナの形の比較をしてみた。 <類> 比べる ひかん(悲観) 〔人ガ ものヲ〕 ・就職に失敗しただけで前途を悲観してしまう人がいる。 ・戦争や紛争はなくならないが、人類の将来を悲観するには及ばない。 ひけつ(否決) 〔人ガ ものヲ〕 ・国会は内閣不信任案をわずかの差で否決した。 ・私の出した提案は否決された。委員はアホばかりだ。 ひこう(飛行) 〔ものガ 所ヲ〕 ・大空を飛行する鳥にあこがれて、人類は飛行機を創り出した。 ・ジャングルの奥地を単独で飛行していた探検家が行方不明になった。 <類> 飛ぶ びしょう(微笑) 〔人ガ〕 ・私に向かって微笑しているようなポスターの美人を見ていると、電車に乗り損なう。 ・恥ずかしそうに微笑する女性の肩に手を置いて、三年経ったら二児の父だ。 <類> 笑う ほほえむ ひっき(筆記) 〔人ガ ものヲ〕 ・日本語の口語文の最初は、落語を筆記したものがきっかけになっているそうだ。 ・今の学生は、講義の内容を筆記するということはできないから、レジュメが必要になる。 [〜の筆記をする] ・講演の筆記をした。 <類> 書く 書き留める ひってき(匹敵) 〔人・ものガ 人・ものニ〕 ・古今東西、バッハに匹敵(を)する音楽家はいないだろうと私は思う。 ・ホーマーの作品に匹敵(を)するような叙事詩は、残念ながら日本にはない。 <類> かなう ヒット 〔ものガ〕 ・最近ヒット(を)している歌は、歌詞の意味が分からないものが多い。 ・アメリカでいちばんヒット(を)した日本の歌は、「上を向いて歩こう」だそうだ。 <類> 流行する はやる 〔人・ものガ ものヲ〕 ・チャンピオンのフックが見事に挑戦者のあごをヒットし、一発でノックアウトした。 <類> (に)当たる ひてい(否定) 〔人ガ ものヲ〕 ・市長は汚職のうわさをきっぱりと否定した。 ・あなたの善意を否定しているわけではない。やり方がよくなかったと言いたいだけだ。 ひとやすみ(一休み) 〔人・ものガ〕 ・あと30分ほど歩いたら、一休みしよう。 ・資金上の問題があり、計画はここで一休みすることになった。 <類> 休む ひとりじめ(独り占め) 〔人ガ ものヲ〕 ・一人娘の彼女は、親の愛情を独り占め(に)して育った。 ・多くの人の努力の成果なのに、彼は手柄を独り占めしたいらしい。 <類> 独占する ひなん(非難) 〔人ガ ものヲ〕 ・人々は公害を出した企業を非難した。 ・あなたのような人に非難される理由はない。 <類> 批判する ひなん(避難) 〔人ガ 所ニ〕 ・ここは危険です。はやく広場に避難してください。 ・火災現場から避難してきた人であふれていた。 <類> 逃げる ひにん(否認) 〔人ガ ものヲ〕 ・警察に逮捕された容疑者は犯行を否認した。 ・裁判になって、被告は供述を否認した。犯行の供述を強制されたと言うのである。 [〜の否認をする] ・証言記録の否認をした。 <類> 否定する ひにん(避妊) 〔人ガ ものヲ〕 ・彼と付き合っていたとき、特に避妊(を)していなかったのだが、妊娠しなかった。 ・学校で、避妊(を)すべきであると教えるのはやぶ蛇だ、という考えはいまだに多い。 ひはん(批判) 〔人ガ 人/ものヲ〕 ・多くの人がその論文の内容を批判した。 ・あんな首相は批判されて当然だ。 [〜の批判をする] ・相手の発言の批判をした。 ひひょう(批評) 〔人ガ ものヲ〕 ・私の行動をいろいろ批評する人がいるが、その人自身は何をやっているのか。 ・人を批評するのはやさしいが、その言葉に責任を持つのは難しい。 [〜の批評をする] ・雑誌に載った小説の批評をしてくれた。 ひやく(飛躍) 〔人ガ 所ニ〕 ・世界に飛躍(を)する優秀な人材を育て上げるような大学は、日本にはないものか。 ・今日で皆さんは卒業です。ここから社会に飛躍(を)していってほしいと思います。 〔ものガ〕 ・あの人の言っていることは、どうも論理が飛躍(を)しているような気がする。 ・話が大きいというのと、話が飛躍(を)しているというのは別のことだ。 ひやけ(日焼け) 〔人ガ〕 ・海水浴場のアルバイトでずいぶん日焼けした。 ・日焼けしないように日焼け止めクリームをたっぷり塗った。 <類> 焼ける ひょうか(評価) 〔人ガ ものヲ〕 ・この作品をどう評価するかは難しい。 ・彼女の才能は多くの人に高く評価されている。 ひょうげん(表現) 〔人ガ ものニ ものヲ〕 ・あなたの気持ちを絵で表現してください。 ・そのときの気持ちを詩に表現した。 <類> 表す びょうしゃ(描写) 〔人ガ ものヲ〕 ・彼女の、人間を描写する文章力はまったくすばらしい。 ・虫の行動をありありと描写したその文章は、ずいぶん評判になった。 [〜の描写をする] ・人々の表情の描写をする練習をしていた。 <類> えがく ひょうしょう(表彰) 〔人ガ 人ヲ〕 ・優勝者を表彰して賞品を贈るのは、50年前の優勝者です。 ・表彰されるようなことは何もしていないのですが、と事故を未然に防いだ女性は言った。 ひるね(昼寝) 〔人ガ〕 ・夏休みは毎日昼寝した。 ・昨日は昼寝しすぎて、夜眠れなかった。 <類> 寝る ひれい(比例) 〔ものガ ものニ/ト〕 ・列車の速度と走行距離は比例する。 ・結果は努力に比例する。 ひろう(疲労) 〔人ガ〕 ・人は、疲労すると注意力が衰え、事故を起こしやすくなる。 ・体の芯まで疲労している。 <類> 疲れる ひんぱつ(頻発) 〔ものガ〕 ・頻発する事故をどう防ぐか。政府もようやく対策に乗り出した。 ・不況で賃金が上がらず、ストライキが頻発している。 <類> 起きる [動詞文型調査7]へ ファイル 〔人ガ ものヲ〕 ・多くの書類を分類し、ファイルするということが、私にはまったくできない。 ・彼の部屋には、切り抜かれ、ファイルされた新聞記事が山のように積まれている。 <類> 綴じる ふうさ(封鎖) 〔人ガ ものヲ〕 ・軍隊が道路を封鎖している。何があったんだろう。 ・その建物は入り口が封鎖され、誰も入れないようになっていた。 <類> 閉ざす ふうし(風刺) 〔人ガ ものヲ〕 ・現代社会を風刺する作品を書き続けていた作家が亡くなった。 ・この映画は、夢を失った現代人を風刺している。 ふきゅう(普及) 〔ものガ ものニ〕 ・電化製品が家庭に普及して、生活がとても便利になった。 ・業界では、電子書籍をもっと普及させたいと考えている。 <類> 広まる ふくごう(複合) 〔ものガ〕 ・様々な汚染物質の影響が、複合して人体に影響を与える恐れが強く指摘された。 ・小さなミスが複合して、大きな事故を引き起こすものだ。 <類> 合わさる ふくしゃ(複写) 〔人ガ ものヲ〕 ・文書を複写して参加者に配布した。 ・画集の絵を複写して飾ってみた。なかなかきれいに見える。 [〜の複写をする] ・ノートの複写をして、みんなに配った。 <類> コピーする ふくしゅう(復習) 〔人ガ ものヲ〕 ・毎日、その日に勉強したことを復習しなければなりません。 ・予習よりも復習することのほうが大事です。 [〜の復習をする] ・家に帰ると、まず習ったことの復習をした。 ふくしゅう(復讐) 〔人ガ 人ニ〕 ・ギャングに復讐されるのを恐れて、黙ってしまう目撃者が多い。 ・彼女は自分の運命に復讐するかのように、危険に立ち向かっていった。 ふくじゅう(服従) 〔人ガ 人・ものニ〕 ・権力に服従せねばならぬ時、人は何を良心の支えにするのか。 ・独裁者は国民を一時的に服従させることはできるが、永遠にではない。 <類> 従う ふくめん(覆面) 〔人ガ〕 ・昔のヒーローはよく覆面(を)したものだ。 ・それを子供がまねをして、手ぬぐいで覆面(を)した。 ふこく(布告) 〔人ガ ものヲ〕 ・敵国に宣戦を布告し、それから戦端を開く、というのが戦争の一つのルールだった。 ・軍事政権が首都周辺に戒厳令を布告した。 <類> 告げる ふじゆう(不自由) 〔人ガ ものニ〕 ・足の骨を折ってしまい、トイレにも不自由(を)している。 ・最近、金に不自由(を)している。 〔人ガ 文ニ〕 ・右手をけがすると、食べるのに不自由(を)する。 <類> 困る ふしょう(負傷) 〔人ガ (ものニ)〕 ・彼は足に負傷(を)していて、歩けなかった。 ・小さな雪崩があり、スキーヤーが何人か負傷(を)した。 <類> けがする ぶじょく(侮辱) 〔人ガ 人ヲ〕 ・自分が侮辱されるのはかまわないが、親を侮辱するのは許さない、と彼女は言った。 ・国家を侮辱すると逮捕されるという国がある。 ぶそう(武装) 〔人・ものガ ものデ〕 ・近代的な装備で武装(を)した軍隊が、隣国を侵略しようとしていた。 ・いくら理論で武装(を)しても、正確なデータがなければ砂上の楼閣だ。 ふそく(不足) 〔ものガ〕 ・事務の仕事が多く、人手が不足(を)している。 ・常に不足(を)するのが予算と人員だ。 ふぞく(付属) 〔ものガ ものニ〕 ・本体に付属している部品が7つあります。ご確認ください。 ・この大学に付属する高校が2つ、中学が1つある。 <類> 付く ふたん(負担) 〔人・ものガ ものヲ〕 ・このパーティーの経費は会社が負担しています。 ・それぞれの費用を個人が負担しなくていいように、市から補助が出ています。 ふちゃく(付着) 〔ものガ ものニ〕 ・新築だというのに、壁に汚れが付着していた。あまりいい仕事をしていないようだ。 ・犯人の服には被害者の血液が付着しているはずだ。 <類> 付く ふっかつ(復活) 〔人・ものガ〕 ・彼は、十年間のブランクから復活(を)した。 ・被災後の惨状から復活(を)した街には、人々の明るさがあった。 ふっき(復帰) 〔人ガ ものニ〕 ・怪我をして一時期チームを離れていたが、ようやくチームに復帰(を)した。 ・元の職場に復帰(が)できることを願って、リハビリに励んでいます。 <類> 戻る ふっきゅう(復旧) 〔ものガ〕 ・事故で大幅に乱れていた鉄道のダイヤが復旧(を)した。 ・途絶えていた通信回線が復旧(を)したのは夜明けに近かった。 <類> 回復する ふっとう(沸騰) 〔ものガ〕 ・水は摂氏100度で沸騰する。 ・やかんのお湯が盛んに沸騰している。 <類> 沸く ふにん(赴任) 〔人ガ 所ニ〕 ・私がこの研究所に赴任(を)したのは、もう30年も前のことです。 ・夫は家族と離れて、沖縄に赴任していった。 ふはい(腐敗) 〔ものガ〕 ・暑さで腐敗した死体が戦場のあちこちに残されていた。 ・今の政治は腐敗しきっている。 <類> 腐る ふよう(扶養) 〔人ガ 人ヲ〕 ・夫に扶養されているという意識が、私の心を押さえつける。 ・両親を扶養しているということで、税金がいくらか安くなる。 <類> 養う プラス 〔人ガ ものニ ものヲ〕 ・7に3をプラスすると10になる。 ・レポートの点は、試験の点にプラス(を)します。 ・50点のところを、10点プラスして合格とする。 <類> 足す プリント 〔人ガ (ものニ) ものヲ〕 ・Tシャツにパンダの絵をプリントした。 ・この間の写真、プリントした? プレゼント 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・恋人に何かをプレゼントするというのは、するほうにとってもうれしいことだ。 ・高価なものをプレゼントされると、かえって困ってしまう。 <類> 贈る プロポーズ 〔人ガ 人ニ〕 ・初めてプロポーズ(を)されたのは22の時だった。それから、離婚してまたされて、、。 ・プロポーズ、したいときには金はなし。指輪も買えないんじゃなあ。 ふんか(噴火) 〔ものガ〕 ・島の中央の火山が噴火(を)し、島民は大きな被害を受けた。 ・富士山が噴火(を)したのは何百年も前のことだ。 ふんがい(憤慨) 〔人ガ ものニ〕 ・相手のあまりの暴言に憤慨して、こちらもひどいことを言ってしまった。 ・いちばん何に憤慨したかというと、言われた内容より、その言い方だった。 <類> 怒る ぶんかい(分解) 〔人ガ ものヲ〕 ・機械を分解し、部品を丁寧に洗った。 ・小さいころ、壊れた目覚まし時計をもらって分解してみるのが好きだった。 [〜の分解をする] ・初めて自転車の分解をした。 ぶんかつ(分割) 〔人ガ ものヲ〕 ・土地を分割して、平等に兄弟で相続することにした。 ・一つの国を南北に分割し、それぞれ別の国が占領するということが行われた。 <類> 分ける ぶんき(分岐) 〔人ガ ものヲ〕 ・町のはずれで鉄道は東西に分岐し、それぞれ神戸と広島に向かう路線になる。 ・車は幹線道路から分岐した地方道に入っていった。 <類> 分かれる ぶんぎょう(分業) 〔人ガ ものヲ〕 ・何段階かの作業を分業して、手早く進めていった。 ・分業することによって、生産の効率化を図っている。 <類> 分ける ぶんさん(分散) 〔人ガ ものヲ〕 ・できるだけリスクを分散するため、いくつかのルートで部品を調達している。 ・火薬は、一個所で一定量以上にならないように、分散して保管しています。 〔ものガ〕 ・広い地域に店舗が分散しているので、物資の輸送が問題になる。 ・反政府運動は、勢力が分散してしまい、大きな力となっていない。 [〜の分散をする] ・危険の分散をすることは組織の維持に必須なことだ。 <類> 分ける 分かれる ふんしつ(紛失) 〔人ガ ものヲ〕 ・大切な資料を紛失してしまった。いくら探しても見つからない。 ・紛失する恐れがあるので、子供たちに切符は持たせず、回収した。 <類> なくす ふんしゅつ(噴出) 〔ものガ 所カラ〕 ・噴火口から溶岩が噴出している。 ・集会では執行部への批判が噴出した。 ・会長が辞職すると、これまで抑えられていた問題が噴出した。 <類> ふきでる ぶんせき(分析) 〔人ガ ものヲ〕 ・彼女は、実験室で食品の成分を分析しています。 ・この本は、現代社会の込み入った問題をうまく分析し、解答を与えている。 [〜の分析をする] ・実験データの分析をしているが、面白い結果が出そうだ。 ふんそう(扮装) 〔人ガ ものニ〕 ・友人がサンタに扮装(を)して幼稚園でプレゼントを配り、大人気だった。 ・ピエロに扮装(を)して演技をしていると、自分が違った人間になったようで面白い。 ぶんたん(分担) 〔人ガ(人ト)ものヲ〕 ・仕事を3人で分担して早く片付けた。 ・一人ではとてもできないので、部下数人に作業を分担させて、一日で片づけた。 [〜の分担をする] ・かなり込み入った仕事の分担をした。 ぶんつう(文通) 〔人ガ 人ト〕 ・遠い国の人と文通(を)すると、お互いの夢がふくらんで楽しい。 ・小さいころ文通(を)していたあの人は今どうしているだろう。 ふんとう(奮闘) 〔人ガ ものニ〕 ・今、子育てに奮闘しています。大変だけど、かわいいです。 ・委員長の彼女が一人で奮闘しているだけで、他の委員はぜんぜん手伝わない。 ぶんぱい(分配) 〔人ガ ものヲ〕 ・利益を公平に分配するために、さまざまな方法が考えられた。 ・余った食べ物はみんなで分配して家に持ち帰った。 [〜の分配をする] ・獲物の分配をしなければならないが、いろいろ文句が出そうだ。 <類> 分ける ふんぱつ(奮発) 〔人ガ ものヲ〕 ・初めての海外旅行だったので、ついチップを奮発してしまった。 ・ボーナスをどう使おうか考え、奮発して新しいスーツを買った。 ぶんぷ(分布) 〔人ガ ものヲ〕 ・この魚は日本各地の川に分布している。 ・この単語に対応するそれぞれの方言形がどのように分布しているかを調べた。 ぶんべつ(分別) 〔人ガ ものヲ〕 ・ゴミを分別するのは、面倒だがやらないといけないことの一つだ。 ・どう分別していいのかわからないときは、市役所に聞いて下さい。 <類> 分ける ぶんり(分離) 〔人ガ ものヲ (ものト/カラ)〕 ・歩道と車道をはっきり分離していない道路がまだまだ多い。 ・成分を分離する器械にかけて、毒物が入っていないか調べた。 [〜の分離をする] ・混入物の分離をまずしなければならない。 <類> 分ける ぶんるい(分類) 〔人ガ ものヲ〕 ・学者が植物を分類する。 〔人ガ ものヲ ものに〕 ・クジラやイルカを哺乳類に分類するのはなぜですか。 [〜の分類をする] ・用途によって、食品の分類をする。 ぶんれつ(分裂) 〔ものガ ものニ〕 ・自由民主党が自由党と民主党に分裂(を)したわけではない。 ・この薬品を加えると、細胞が急速に分裂(を)する。 [動詞文型調査7]へ へいかい(閉会) 〔人ガ ものヲ〕 ・それでは、これで委員会を閉会します。 〔ものガ〕 ・総会はさっき閉会したらしい。 <類>おわる へいきん(平均) 〔人ガ ものヲ〕 ・得点を平均すると、だいたい65点になる。 ・年間の気温を平均するというのは、あまり意味がない。 へいこう(並行) 平行 〔ものガ ものト〕 ・このあたりでは、道路と並行して鉄道が走っている。 ・A案とB案の両案が並行したまま、お互いに歩み寄る気配もない。 へいこう(閉口) 〔人ガ ものニ〕 ・夏というものは暑いものだけれど、今年の暑さには閉口する。 ・あいつの厚かましさには閉口するね。いくら嫌味を言ってもぜんぜん平気だし。 <類> 負ける へいさ(閉鎖) 〔人ガ ものヲ〕 ・門を閉鎖して、誰も入れないようにした。 ・不況は長く続き、あたり一帯、閉鎖された工場が建ち並んでいた。 ・いろいろ批判されて嫌になり、ウェブサイトを閉鎖することにした。 <類> 閉ざす へいてん(閉店) 〔ものガ〕 ・本日は午後十一時に閉店します。 ・あのラーメン屋はとうとう閉店したらしい。まずかったからな。 へいれつ(並列) 〔ものガ / 人ガ ものヲ〕 ・二つの叙述が並列していて、どちらか好きなほうを選ぶという実験的な小説だ。 ・二つの事件の経過を並列してみると、類似点が浮かび上がる。 へきえき(辟易) 〔人ガ ものニ〕 ・部屋の中の汚さに辟易した。どうすればこんなに汚せるのか。 ・長期の、根気と集中力のいる仕事に辟易(と)したが、給料のよさを思って我慢した。 <類> 閉口する べっきょ(別居) 〔人ガ 人ト〕 ・ついに妻と別居(を)することになった。離婚することになるかどうかはまだわからない。 ・両親とは別居(を)していたが、母が弱ってきたので同居することにした。 へんか(変化) 〔ものガ〕 ・色がだんだん変化(を)します。よく見ていてください。 ・日本は、この百年で大きく変化した。 〔ものガ(物カラ)ものニ〕 ・色が青から緑に変化(を)していった。 ・数値がプラスからマイナスに変化(を)した。 べんかい(弁解) 〔人ガ ものヲ〕 ・自分の過失を弁解するつもりはない。 ・お前のやったことはいくら弁解してもむだだ。ただひたすら謝れ。 [〜の弁解をする] ・遅刻の弁解をしようとしたら、早く席に着けといわれた。 <類> 言い訳する へんかく(変革) 〔人ガ ものヲ〕 ・社会を変革しようという意欲にあふれた若者達が、かつてこの国にはいた。 ・経済の仕組みを変革しないことには、もうどうにもならないんじゃないだろうか。 [〜の変革をする] ・制度の大きな変革をした。 <類> 改革する 変える べんがく(勉学) 〔人ガ〕 ・一心に勉学(を)する気持を忘れないこと。 <類> 学ぶ へんかん(返還) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・余ったお金は、必ず返還して下さい。 ・組合を脱退するときに、出資金が返還されます。 ・沖縄がアメリカから日本に返還されたのは、平和条約発効20年後の1972年だった。 <類> 返す へんきゃく(返却) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・借りた本は、そのブックポストに返却してください。 ・では、先週のテストを返却します。 [〜の返却をする] ・事務所に備品の返却をした。 べんきょう(勉強) 〔人ガ ものヲ〕 ・毎日、5時間ずつ日本語を勉強します。 ・何か役に立つことを勉強したい。 [〜の勉強をする] ・今、法律の勉強をしています。 へんけい(変形) 〔ものガ〕 ・爆発の熱で金属が変形(を)してしまっている。 ・力を加えて材料を思いのままに変形(を)させ、ユニークなフォルムを作り出している。 べんご(弁護) 〔人ガ 人・ものヲ〕 ・弁護士が被告を弁護する。 ・妹が兄のしたことを弁護した。 [〜の弁護をする] ・被告が犯した罪の弁護をする。 へんこう(変更) 〔人ガ ものヲ〕 ・会の名称を変更したいと思います。 ・会議の日時が何度も変更された。 [〜の変更をする] ・しかたなく、予定の変更をした。 へんさい(返済) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・借金を返済するためにまた別の借金をしなければならない。 ・父は働いてなんとか負債を返済し続けたが、とうとう工場を手放すことになった。 [〜の返済をする] ・何とか借金の返済をした。 <類> 返す へんじ(返事) 〔人ガ 人ニ〕 ・先生に名前を呼ばれたので返事(を)した。 ・友達からのメールに返事(を)しなかったら、仲間はずれにされた。 〔人ガ 人ニ 文ト〕 ・部長が「こっちを手伝ってくれ」と電話してきたが、「こっちはもっと忙しいんです」 と返事(を)して電話を切った。クビになるかな。 ・「だんなー」と呼ばれたので、「なんだー」と返事(を)した。 へんしゅう(編集) 〔人ガ ものヲ〕 ・私の姉は、テレビ局で番組を編集する仕事をしている。 ・ミニコミ誌を編集しているので、毎週の締め切りで大変だ。 [〜の編集をする] ・録画したビデオテープの編集をしている。 べんしょう(弁償) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・不注意で車の事故を起こし、相手に損害を弁償しなければならない。 ・どんなに多額の金を弁償されても、失われた命は戻らない。 [〜の弁償をする] ・子供が野球で壊した窓ガラスの弁償をしないと。ホームランは高くつく。 へんしん(変身) 〔人ガ ものヲ〕 ・人間が巨大なロボットに変身するという発想はどこから生まれたのだろう。 ・釈迦は動物に変身して人を助けたという。昔からそういう考え方があったのだ。 <類> 変わる へんせい(編成) 〔人ガ ものヲ〕 ・新しいチームを編成して優勝をねらいたい。 ・来期の予算を編成するため、各部局の長が集まった。 [〜の編成をする] ・秋の新番組の編成をするんだけど、何かいい案はないか? <類> 組む へんせん(変遷) 〔ものガ〕 ・日本語の発音がどう変遷してきたかを論じる。 ・変遷する時代を通じて価値を持つものは何か。 <類> 変わる へんとう(返答) 〔人ガ 人・ものニ〕 ・以下の疑問に対して返答していただきたい。 ・詳しい事情を知らない役員ではなく、担当者にきちんと返答してほしかった。 <類> 返事する へんどう(変動) 〔ものガ〕 ・ここ数日、円相場が大きく変動している。 ・観測数値が周期的に変動しているのはなぜか。 <類> 変化する 動く 変わる へんにゅう(編入) 〔人ガ 人・ものヲ ものニ〕 ・3人の新メンバーをこのチームに編入することになったので、面倒見てやってくれ。 ・今週からこのクラスに編入していただいた山中と申します。どうぞよろしく。 <類> 入る へんぼう(変貌) 〔人・ものガ〕 ・この50年で農村は大きく変貌した。 ・インターネットの出現で、生活様式が大きく変貌した。 <類> 変わる べんめい(弁明) 〔人ガ ものヲ〕 ・ソクラテスは自らの行動について、堂々と弁明した。 ・今回のことであなたが弁明する必要はありません。みな、事情はよく理解しています。 <類> 弁解する [動詞文型調査7]へ ほいく(保育) 〔人ガ ものヲ〕 ・働く女性の子供を保育する施設が不足している。 ・うちでは0歳児から保育しています。 <類> 育てる 預かる ボイコット 〔人ガ ものヲ〕 ・この国では日本製品をボイコットする運動が広まり始めている。 ・授業をボイコットするのは、サボりたいからではない。理事会の不正を糾弾するためだ。 [〜のボイコットをする] ・その会社の製品のボイコットをした。 ほうい(包囲) 〔人ガ ものヲ〕 ・警官隊がテロリストが立てこもったビルを包囲している。 ・もう観念しろ。お前達は完全に包囲されている。 <類> 囲む ぼうえい(防衛) 〔人ガ ものヲ〕 ・国を防衛するためと言われ、国民は女性や子供まで戦わされた。 ・昨日の試合に勝ち、田中選手は世界1位の座を再び防衛した。 <類> 守る ぼうえき 〔人・ものガ 人・ものト〕 ・当時の商人は外国と貿易することができなかった。 ・自由に貿易できるように多くの国が協定を結んでいる。 ほうか(放火) 〔人ガ ものニ〕 ・自宅に放火して保険金をだまし取ろうとした会社経営者が逮捕された。 ・民族差別主義者に放火され、少数民族の人たちは店を焼かれてしまった。 <類> 燃やす ほうかい(崩壊) 〔ものガ〕 ・大きな建物が崩壊する様子をテレビで何度も見た。 ・現代は家族が崩壊しようとしていると言われるが、本当だろうか。 医療・王国・会社・仮定・壁・偶像・国・経済・国家・信用・信頼・生活・政権・ 建物・組織・地域社会・バブル経済が <類> 崩れる ぼうがい(妨害) 〔人ガ 人/ものヲ〕 ・政府は、軍隊を使って反政府運動を妨害した。 ・相手のシュートを妨害して、ファウルをとられた。 [〜の妨害をする] ・右翼が選挙運動の妨害をして、警察に逮捕された。 <類> じゃまする ぼうかん(傍観) 〔人ガ ものヲ〕 ・私は成り行きを傍観していたわけではない。悲劇を食い止めようとしていたのだ。 ・我々はどちらに味方することもできず、事態を傍観しているばかりだった。 形勢・光景・惨劇・事件・世の中を なすところなく 腕をこまねいて <類> 見る ほうき(放棄) 〔人ガ ものヲ〕 ・授業をサボるのは義務を逃れているのではない。権利を放棄しているのだ。 ・すべてを放棄して山の中で暮らしたいなどと言っても、国民の義務はついてくる。 <類> 捨てる なげうつ ぼうぎょ(防御) 〔人ガ ものヲ〕 ・相手の攻撃に対して、主に顔を防御した。 ・海岸線を防御するには、多くの経費が必要になる。 <類> 守る 防ぐ ぼうけん(冒険) 〔人ガ (所ヲ)〕 ・彼は世界中を冒険して歩いた。(「世界中を歩く」でもある) ・難しい局面だが、ちょっとここは冒険(を)してみよう。 ▽「密林を冒険する」のような言い方は少ない。 ほうこく(報告) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・製品検査の結果を上司に報告した。 ・調査員は本部に現地の状況を報告しに行った。 [〜の報告をする] ・得られたデータの報告をした。 〔人ガ 人ニ 文ヲ〕 ・大使は、現地で多くの証言を得たことを大統領に報告した。 ほうし(奉仕) 〔人ガ ものヲ〕 ・社会に奉仕する心を子供の中に育てようと努力してきました。 ・公務員は国民に奉仕するものだというが、誰も本気に思っていない。 ぼうし(防止) 〔人ガ ものヲ〕 ・地球温暖化を防止するには何をすればいいか。 ・病気の再発を何とかして防止したい。 〔人ガ 文ヲ〕 ・子どもが犯罪を犯すことをなんとかして防止しなければならない。 ほうしゃ(放射) 〔ものガ ものヲ〕 ・太陽は光と熱を宇宙空間に放射し、地球の生命はそのエネルギーで生活している。 ・スポットライトを浴びた彼女は、あやしい魅力を四方に放射していた。 <類> 放つ ほうしゅつ(放出) 〔人ガ ものヲ〕 ・山は噴火口から絶え間なくガスを放出していた。 ・クーデターを起こした軍事政権は、国内にある外資企業の物資を強権で放出させた。 <類> 出す ぼうすい(防水) 〔人ガ ものヲ〕 ・このカメラは防水してありますから、雨に濡れても大丈夫です。 ・ ほうそう(放送) 〔人ガ ものヲ〕 ・どの放送局でもオリンピックを放送していた。 ・このニュースは二ヶ国語で放送されている。 [〜の放送をする] ・今日は特集番組の放送をするらしい。 ほうそう(包装) 〔人ガ ものヲ〕 ・丁寧に包装してある贈り物を開けてみると、小さな額に入った絵だった。 ・丸い形のものを上手に包装するのは難しい。 <類> 包む ほうち(放置) 〔人ガ ものヲ〕 ・駅前に放置してある自転車を黙って借りると、もちろん犯罪になる。 ・今の事態を放置しておくと、大変なことになるということが政府はわかっていない。 悪化・車・汚れ・死体・状態・病人・不正・腐敗・腐敗の横行・不満・矛盾を ぼうちょう(膨張) 〔人ガ ものヲ〕 ・我が国の借金は毎年膨張している。 ・組織がしだいに膨張していくのをどうやって抑えるか。 <類> ふくらむ ぼうちょう(傍聴) 〔人ガ ものヲ〕 ・先日裁判を傍聴する機会があり、いろいろと勉強になった。 ・国会を傍聴しに行ったが、なんでみんなあんなに居眠りをしているんだ。 [〜の傍聴をする] ・委員会の傍聴をするには、手続きが必要です。 <類> 聞く ほうどう(報道) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・事件の真相を報道したい。 ・国民に真実を報道することが我々新聞記者の仕事だ。 [〜の報道をする] ・企業犯罪の報道をしたいと思って放送局に入社した。 ぼうとう(暴騰) 〔ものガ〕 ・株価が暴騰し、物価も暴騰し、世情が不安定になった。 ・バブルで土地が暴騰する前に今の家を買ったので、幸いでした。 ほうにん(放任) 〔人ガ ものヲ〕 ・子供のいたずらを放任していると、是非の分からない人間になってしまう。 ・いじめに気付いていながら放任していた教師が、自殺した生徒の親に訴えられた。 ぼうめい(亡命) 〔人ガ 所ニ〕 ・アメリカに亡命しようとした中国人活動家が中国警察に逮捕された。 ・ナチスから逃れてアメリカに亡命したユダヤ人科学者がアメリカの科学を発展させた。 ほうもん(訪問) 〔人ガ 人・所ヲ〕 ・先月、高校時代の恩師のお宅を訪問した。 ・問題のある生徒の家庭を訪問して、親と話し合った。 ぼうらく(暴落) 〔ものガ〕 ・バブル経済のあと、株価が暴落して日本経済はひどい不況に見舞われた。 ・円が暴落して輸入に頼る石油の価格が暴騰した。 <類> 落ちる 下がる ほうわ(飽和) 〔ものガ〕 ・タンクの中は水蒸気が飽和した状態になっていた。 ・ ほおん(保温) 〔人ガ ものヲ〕 ・ごはんを炊いたあとそのまま長く保温しておくと、味が落ちないだろうか。 ・温室の中は冬でも室温30度になるように保温されている。 ほかく(捕獲) 〔人ガ ものヲ〕 ・野生動物を捕獲する際の規則を検討する会議が開かれた。 ・動物園を逃げ出したチンパンジーを3時間後に捕獲した。 <類> 捕まえる ほかん(保管) 〔人ガ ものヲ〕 ・ここは歴史の貴重な記録を厳重に保管しておくための施設です。 ・領収書は最低1年保管しておいてください。 [〜の保管をする] ・極秘文書の保管をする部屋です。 <類> 保存する ほきゅう(補給) 〔人ガ ものニ ものヲ〕 ・体に水分を補給するのを忘れると危険です。 ・探検隊に食料を確実に補給できるような支援態勢をとっている。 [〜の補給をする] ・物資の補給をするため、トラックを十台準備した。 <類> 補う ほきょう(補強) 〔人ガ ものヲ〕 ・建物の強度を補強する工事が始まった。 ・来年のチームの課題は守備を補強することだ。 [〜の補強をする] ・新監督はまず代表メンバーの補強をした。 <類> 補う ぼきん(募金) 〔人ガ ものヲ〕 ・街頭で大震災の義捐金を募金していたので、ほんの少しだが寄付した。 ・ネットで募金しているサイトがあるが、本物かどうか気をつけよう。 <類> つのる ぼくめつ(撲滅) 〔人ガ ものヲ〕 ・伝染病を撲滅するために戦う人々の努力が報われる日が来ますように。 ・稲の害虫を撲滅しようと毎日研究しています。 <類> 滅ぼす なくす ほご(保護) 〔人ガ 人/ものヲ〕 ・森の中で道に迷った子どもを保護した。 ・町に現れた野生のタヌキを保護した。 [〜の保護をする] ・森林の保護をしないと、どんどん荒れてしまう。 <類> 守る ほしゅ(保守) 〔人ガ ものヲ〕 ・線路の安全を保守するため、日々点検を欠かさない。 ・ <類> 守る ほじゅう(補充) 〔人ガ ものヲ〕 ・原料の不足を補充しないと、生産がストップしてしまう。 ・右の棚の商品を補充しておいてください。 <類> 補う ぼしゅう(募集) 〔人ガ 人ヲ〕 ・会社がソフトウエアの技術者を募集している。 ・今年は不景気で社員を募集しないそうだ。 [〜の募集をする] ・新入部員の募集をしています。入部しませんか。 <類> 集める つのる ほじょ(補助) 〔人ガ ものヲ〕 ・息子がバイトしながら大学に通っているので、生活費を少し補助しています。 ・足が悪いので、階段を上がるときなど、少し補助してもらうと助かります。 <類> 助ける 補う ほしょう(保証) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・「大丈夫です。私が保証します」と言うあなたが信用できない。 ・説明会では、年1割の利回りを保証するといっていたが、本当だろうか。 [〜の保証をする] ・受験者の人物を保証する推薦状を読んでみた。誤字が多い。 ほしょう(保障) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・各都道府県はそれぞれの最低賃金を保障している。 ・政府は、国民に最低限度の生活を保障しなければならない。 ▽「保証/保障」の使い分けはあまり厳格ではない [〜の保障をする] ・安全の保障をするため、同盟を結んだ。 ほしょう(補償) 〔人ガ ものヲ〕 ・会社は今回の事故で受けた損失を補償する責任がある。 ・彼は自分の罪悪感を補償するために、善行を行っていたのだ。 [〜の補償をする] ・今回の被害の補償をするには、そうとうの資金が必要だ。 ほそう(舗装) 〔人ガ ものヲ〕 ・砂利道を舗装してくれると車椅子が通りやすくなっていい。 ・家の前の道がやっとアスファルトで舗装された。 [〜の舗装をする] ・昨日、湖の周りの道路の舗装をしていた。歩きやすくなる。 ほそく(補足) 〔人ガ ものニ ものヲ〕 ・先ほどの委員長の説明にちょっと言葉を補足します。 ・調査団のみなさん、私の報告に補足すべきことがあったら、お願いします。 [〜の補足をする] ・小さなことですが、報告書の補足をしておきます。 <類> 足す ほぞん(保存) 〔人ガ ものヲ〕 ・ケーキを冷蔵庫に保存する。 ・この書類は二十年間保存しなくてはならない。 [〜の保存をする] ・村では、古い民家の保存をしようとしている。 ぼっしゅう(没収) 〔人ガ (人カラ) ものヲ〕 ・負債が支払えなくなった場合、家財産を没収することになります。 ・事故を起こして免許証を没収された。 [〜の没収をする] ・証拠書類の没収をします。 <類> とりあげる ほっそく(発足) 〔ものガ〕 ・新政権が発足したのは1年前のことです。 ・問題解明のため、調査委員会を発足させた。 <類> スタートする ぼっとう(没頭) 〔人ガ ものニ〕 ・あのころは事業の面白さに没頭していて、家庭を顧みなかった。 ・日夜研究に没頭し、十年の努力の結果、この成果を得ることができた。 ぼつらく(没落) 〔人ガ〕 ・戦後、元大地主や家族が没落した。 ・資産を失い、没落した私の家を救ってくれたのが遠縁の今井さんです。 ほりゅう(保留) 〔人ガ ものヲ〕 ・小山氏は回答を保留し、支援者と相談してから回答すると述べた。 ・今は権利の行使を保留します。 態度・判断・返事を ほんやく(翻訳) 〔人ガ ものヲ (ものカラ ものニ)〕 ・あの人はたくさんの本を翻訳している。 ・この手紙を日本語に翻訳して下さい。(韓国語から) [〜の翻訳をする] ・外交文書の翻訳をしてほしい。 <類> 訳す マーク 〔人ガ ものニ/ヲ〕 ・正しい答えの番号をマークしなさい。 ・いちばんよいと思うものにマーク(を)してください。 まいぞう(埋蔵) 〔ものガ ものヲ〕 ・この土地の下には、大量の原油が埋蔵されている。 ・テキサスの大地が多くの石油を埋蔵していることはまだ知られていなかった。 マイナス 〔人ガ ものカラ ものヲ〕 ・100から20をマイナスすると80になる。 ・名前を書き忘れたことをマイナスして、70点にしておこう。 <類> 引く まえうり(前売り) 〔人ガ ものヲ〕 ・切符は2週間前から前売りします。 ・映画のチケットを前売りしていたので買っておいた。 <類> 売る まえおき(前置き) 〔人ガ ものヲ〕 ・会の設立の由来などを前置きしてから、本題に入った。 〔人ガ 文ト〕 ・「これは私のことではありませんが」と前置き(を)して話し出した。 まえがり(前借り) 〔人ガ ものヲ〕 ・給料を前借りしてまで株を買って、下がったらどうするんだい? ・退職金を前借りして老後のための家を建てた。 <類> 借りる まえばらい(前払い) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・給料を一部前払いしてもらい、スーツを買った。 ・1年分の購読料を前払いしたら、洗剤をたくさんくれた。 <類> 払う まがり(間借り) 〔人ガ ものヲ〕 ・たばこ屋の二階に間借りしている大学生が有名な論文を書いた。 ・知り合いの家の部屋を間借りしていた頃は、本当に金がなくて苦労した。 <類> 借りる まさつ(摩擦) 〔ものガ 物ト〕 ・ブレーキをかけると、車輪がレールと摩擦(を)して、電車が止まる。 <類> こすれる ますい(麻酔) 〔人ガ ものヲ〕 ・「では、歯の周りを麻酔しましょう」と歯医者さんが言った。 ・麻酔してもらったが、よく効かず、ひどく痛かった。 マスター 〔人ガ ものヲ〕 ・3年以内に日本語をマスターしたい、というのが私の願いです。 ・どんな技術でも、一応マスターするには何年かかかるものだ。半年では無理だ。 <類> 習得する まちぶせ(待ち伏せ) 〔人ガ 人・ものヲ〕 ・彼女を待ち伏せしていたのだが、友だち数人と一緒だったので、声をかけられなかった。 ・ギャングが現金輸送車を待ち伏せしていた。 <類> 待つ マッサージ 〔人ガ ものヲ〕 ・体をマッサージしてもらったら、一週間分の疲れがとれたようだ。 ・肩が凝っているの? ちょっとマッサージしてあげようか。 まっしょう(抹消) 〔人ガ ものヲ ものカラ〕 ・会費を納入していない会員の名前を名簿から抹消した。 ・古代には、大国に滅ぼされ、歴史からその名を抹消された小国が数多くあっただろう。 <類> 消す まね(真似) 〔人ガ 人/ものヲ〕 ・子供は親のすることをまねしたがるものだ。 ・彼はパトカーのサイレンをまねするのが上手だ。 ・さるは人間のみぶりをまねできる。 ・おうむは簡単なことばなら、まねできる。 [〜のまねをする] ・幼稚園の妹が姉のまねをしてひらがなを書いた。何と書いたのか、読めない。 <類> まねる まばたき(瞬き) 〔人ガ ものヲ〕 ・彼は、客が瞬きする短い時間の間に、目の前のカードをすり替えるという。 ・目にゴミが入ったらしい。目薬を差して、何度も瞬きをしたらとれたようだ。 <類> まばたく まひ(麻痺) 〔ものガ〕 ・その時はショックで感覚が麻痺(を)していて、何も感じなかった。 ・小さい頃の病気のため、足が麻痺(を)していて歩けない。 まんぞく(満足) 〔人ガ ものニ〕 ・私は、現在の生活に満足(を)しています。 ・この程度の成果に満足(を)していちゃダメだ。もっと上を目指せ! 〔人ガ 文ニ〕 ・今回は大きなミスをしなかったことに満足(を)しています。 まんびき(万引き) 〔人ガ ものヲ〕 ・中学生は遊び感覚で万引きしているようだ。 ・始めは小さなものだが、だんだん高価なものを万引きするようになる。 <類> 盗む とる みかた(味方) 〔人ガ 人ニ〕 ・夫婦げんかのとき、子どもたちがどっちに味方(を)するかが面白い。 ・どちらの側にも関係がない時、負けているほうに味方(を)したくなるのはなぜだろう。 [〜の味方をする] ・正義の味方をする宇宙人というのはどうも怪しい。 ミス 〔人ガ ものヲ〕 ・せっかくワープロで書いた原稿を、ミスして削除してしまった。 ・ミスしないように、注意に注意を重ねて、実験を進めた。 <類> 間違える 間違う 誤る みせびらき(店開き) 〔ものガ〕 ・駅前に新しい喫茶店が店開き(を)したので寄ってみようと思う。 ・店開き(を)したての頃は、店員の態度が非常に良かったんだけどなあ。 <類> 開く みちくさ(道草) 〔人ガ〕 ・暗くなってきたよ。道草(を)しないで早く帰るんだよ。 ・新しい本屋があるね。ちょっと道草(を)していこう。 ミックス 〔人ガ ものヲ ものト〕 ・甘さが辛さとうまくミックスされていて、いい味になっている。 ・この両者の長所を上手にミックスすることができたら素晴らしいんだが。 <類> 混ぜる みっしゅう(密集) 〔ものガ〕 ・あたりは建物が密集(を)していて、間の路地にはほとんど日が射さなかった。 ・人口が密集(を)している地域と、過疎になってしまった山村との差が大きい。 <類> 集まる みつばい(密売) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・麻薬を密売していた暴力団が警察に摘発された。 ・その業者は、輸入が禁止されていた貴重な植物を愛好家に密売していた。 <類> 売る みつゆ(密輸) 〔人ガ ものヲ 所カラ 所ニ〕 ・覚醒剤を荷物に隠して密輸しようとした男女が逮捕された。 ・麻薬は、どこから、どのようなルートで密輸されるのか。 みなげ(身投げ) 〔人ガ 所カラ〕 ・古いフィルムには、断崖から身投げ(を)する女性の姿が映っていた。 ・自殺しようと橋から海に身投げ(を)した人が漁船に助けられた話をしてくれた。 <類> 自殺する みわく(魅惑) 〔人ガ ものヲ〕 ・ダイヤモンドの輝きは人の心を魅惑する。 ・男を魅惑する彼女の瞳が、今宵もまた怪しく輝く。 <類> 惑わす むし(無視) 〔人ガ ものヲ〕 ・信号を無視して線路に入り、電車にひかれそうになった。 ・質問しようと手を上げたが、議長に無視された。 むじゅん(矛盾) 〔ものガ ものト〕 ・今のあなたの発言は、前回のあなたの発言と矛盾(を)しませんか? ・うちの父は矛盾(を)したことを平気で言って、それを指摘すると怒る。 めいき(明記) 〔人ガ ものニ ものヲ〕 ・戦争の放棄は日本国憲法第九条に明記してある。 ・食品は材料の原産地を明記しなければならない。 <類> 記す めいちゅう(命中) 〔ものガ ものニ〕 ・矢が見事に的に命中(を)した。 ・砲撃が敵の戦艦に命中(を)し、沈没させた。 <類> 当たる めいれい(命令) 〜を下す 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・大統領は軍隊に攻撃を命令した。 [〜の命令をする] ・先発隊に出発の命令をした。 〔人ガ 人ニ 文ヨウニ〕 ・社長が社員に7時に集合するように命令(を)した。 <類> 命じる めいわく(迷惑) こうむる かける 〔人ガ ものニ〕 ・隣の家のピアノの音に迷惑している。 ・歩きながらタバコを吸う連中には、大いに迷惑している。 めつぼう(滅亡) 〔人・ものガ〕 ・人類が滅亡(を)する日を描く映画が多い。そんなに滅亡したいのか? ・何種類もの大型動物が人類によって滅亡(を)させられた。 <類> 滅ぶ メモ つける 残す 〔人ガ ものニ ものヲ〕 ・スケジュールを手帳にメモして、忘れないようにしている。 ・思いついたことを紙にメモしたが、その紙が見当たらない。 <類> 書く つける めんかい(面会) 〔人ガ 人ニ〕 ・教授に面会(を)したいときは、あらかじめ電話でアポイントを取っておくこと。 ・外務省から天下りした局長に面会(を)しようとしたが、断られた。 <類> 会う めんじょ(免除) 〔人ガ ものヲ〕 ・レポートがよく書けているので、試験を免除します。 ・それなりの理由があれば、税金が一部免除される。 めんせつ(面接) 〔人ガ 人ニ/ト〕 ・社員募集の試験で、社長が自ら応募者に面接(を)した。 ・何人かの若者と面接(を)してみて、ある共通性があることに気づいた。 [〜の面接をする] ・受験生の面接をしたが、これはという学生はいなかった。 <類> 会う もくげき(目撃) 〔人ガ ものヲ〕 ・一度だけ、交通事故を目撃したことがある。 ・不審な人間を目撃した人はいませんか。 <類> 見る もさく(模索) 〔人ガ ものヲ〕 ・両者は問題解決の道を模索しているが、利害が絡み合っていて難しい。 ・長い間、よりよい方法を模索してきたが、やっと見つかったように思う。 モニター 〔人ガ ものヲ〕 ・録画画面をモニターしながら作業を進めた。 ・音声をモニターしていた技術者が、変な雑音がすると言い出した。 [〜のモニターをする] ・中継の画像のモニターを3時間し続けたら、肩が凝った。 もほう(模倣) 〔人ガ ものヲ〕 ・この作品は、有名な作品を模倣しているに過ぎない。 ・子は、最初は親の行動を模倣しようとする。 <類> まねる やくそく(約束) 〔人ガ 人ニ/ト ものヲ〕 ・首相は国民に減税を約束した。 ・留学する友達と再会を約束した。 [〜の約束をする] ・彼と結婚の約束をして、留学した。 〔人ガ 人ニ/ト 文ト〕 ・妻に二度と酒は飲まないと約束(を)した。 ・一緒にタバコをやめようと知人と約束(を)した。 〔人ガ 人ニ/ト 文ヲ〕 ・社長は、必ずボーナスを出すことを社員に約束した。 ・友達と、お互いに悪口を言わないことを約束した。 ▽〔人・ものガ ものヲ 〜される〕 ・彼は将来を約束されている。 ・この業界は高収入が約束されているので、大学生に人気の業界だ。 やけど(火傷) 〔人ガ (ものヲ/ニ)〕 ・うっかりコンロに触って、手をやけどしてしまった。(手に) ・素人があぶない株に手を出すとやけど(を)するよ。 (=ひどい目にあう) やせい(野生) 〔人ガ ものヲ〕 ・色とりどりの草花が野生している草原を歩き回った。 ・ジャングルに野生している植物から、未知の薬品を抽出するという仕事をしている。 珍しい品種の草・植物が 荒れ地・野山に やつあたり(八つ当たり) 〔人ガ ものヲ〕 ・お母さん、競馬で負けたからって、子供に八つ当たりしないで! ・恋人に振られた兄に八つ当たりされた。いい迷惑だ。 家族に 悔しまぎれに やりくり 〔人ガ ものヲ〕 ・忙しい中で、何とか時間をやりくりして家族との時間を持とうとした。 ・小さい会社を経営していますが、資金をやりくりするのが大変です。 [〜のやりくりをする] ・仕事のやりくりをして短い休暇を取った。 家計・金・給料・時間・スケジュール・生活費・感情・講義 忙しい日程を〜して 仕事・家計・毎月のやりくりをする 苦しいやりくりを やりとり(やり取り) 〔人ガ 人ト ものヲ〕 ・中学時代の友だちと今でも手紙をやりとりしている。 ・私は、宴会で杯をやりとりするのがどうも苦手だ。 [〜のやりとりをする] ・お互い、遠慮のない言葉のやりとりをしたが、感情的にはならなかった。 議論・金品・言葉・盃・冗談・情報・手紙を 遠慮のない・活発な・ぎこちない・緊迫した・単調な・手紙の・電話の・短い〜をする ゆいごん(遺言) 〔人ガ (人ニ) ものヲ〕 ・争いが起きないように、遺産の分け方をはっきりと遺言した。 ・兄弟が助け合って生きていくようにと遺言した。 ゆうえつ(優越) 〔人・ものガ〕 ・軍事的に優越(を)している国は、経済的な問題でも圧力をかけてくる。 ・どの民族も、自分たちは他の民族より優越した民族だと思いたいらしい。 <類> 優れる ゆうかい(誘拐) 〔人ガ 人ヲ〕 ・子供を誘拐して身代金を取ろうとした。 ・日本企業の社員が反政府勢力に誘拐されたが、現地の警察が救出した。 〜される テロリスト・武装勢力に ゆうし(融資) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・新工場の建設資金を銀行に融資してもらった。 ・絶対もうかりますから、ベンチャー企業に少し融資しませんか。 住宅資金を 無担保で <類> 貸す ゆうしょう(優勝) 〔人・ものガ (ものデ)〕 ・阪神が優勝(を)するのは、昔は珍しかったが、最近はそうでもないようだ。 ・私はこの大会で優勝(を)したことが3度ある。 ゆうずう(融通) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・申し訳ないが、ちょっと金を融通してくれないか。 ・戦争中で物のない時に、あの人に衣類を融通してもらったことがある。 ガソリン・金・着物・現金・米を <類> 貸す ゆうせん(優先) 〔人ガ ものヲ〕 ・うちの係長は、仕事より趣味を優先する人だから、部下も楽だ。 ・あいつのボクシングは防御より攻撃を優先するスタイルだからなあ。 本務・捜査より事故調査が 金儲けを・景気対策・経済成長・研究・原材料の輸入を 権利の保護・雇用・自校出身者・仕事・実験・歩行者・読みやすさ・利益を すべてに 何にもまして なにより ゆうそう(郵送) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・合格書類を受験生に郵送(を)する。 ・市役所から関係書類が郵送(を)されてきた。 [〜の郵送をする] ・全員に通知の郵送をしてから、休憩にした。 <類> 送る ゆうどう(誘導) 〔人・ものガ 人・ものヲ〕 ・避難訓練で生徒を安全に誘導して避難させることができた。 ・着陸する飛行機を誘導するランプが故障してしまった。 観客・車・バス・本隊を 金利をゼロに 巧みに <類> 導く ゆうぼく(遊牧) 〔人ガ ものヲ〕 ・彼らは羊を遊牧して、高原を移動する。 ・遊牧して育てた牛のほうが味がいいというのは本当か? ゆうわく(誘惑) 〔人・ものガ 人ヲ〕 ・俺の娘を誘惑しようとする奴は八つ裂きにしてやる! ・妖しい魅力に誘惑されそうになったが、危うく思いとどまった。 少女・心・人妻・娘を ゆけつ(輸血) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・患者に輸血するときは血液型の確認をしっかりするように。 ・事故で大けがをしてひどく出血したが、病院で大量に輸血してもらい、何とか助かった。 血を B型を 緊急に ゆしゅつ(輸出) 〔ものガ ものニ ものヲ〕 ・我が社は世界20ヶ国に製品を輸出しています。 ・日本は石油を輸入し、自動車などを輸出している。 [〜の輸出をする] ・部品の輸出をして、完成品を輸入するというのは損な取り引きだ。 ゆそう(輸送) 〔ものガ 所カラ 所ニ ものヲ〕 ・被災地に物資を輸送するトラックが次々に出発した。 ・原油は、大型タンカーでアラブ諸国から輸送されてきます。 [〜の輸送をする] ・多額の現金の輸送をする仕事は、さすがに緊張する。 ゆだん(油断) 〔人ガ〕 ・災害は油断(を)したときにやってくる。 ・油断(を)すると危ないぞ。 ・あいつは油断(が)できないやつだ。 ゆにゅう(輸入) 〔ものガ ものカラ ものヲ〕 ・日本はアラブ世界から石油を輸入している。 ・輸入された果物から、多量の農薬が検出された。 [〜の輸入をする] ・中国からおもちゃの輸入をしています。 ゆびきり(指切り) 〔人ガ 人ト〕 ・子供と指切り(を)して約束した。ウソはつかないって。 ・誰にも言わないって指切り(を)しないと、教えてあげないよ。 ゆらい(由来) 〔ものガ ものニ〕 ・「矛盾」という言葉は中国の古い故事に由来(を)するものである。 故事・原因・性質・形式に 〔ものガ 文ニ〕 ・「漱石」という言葉は「流れに漱ぐ」という表現を「石に漱ぐ」と言い間違えたことに 由来(を)するらしい。 ようい(用意) 〔人ガ ものヲ〕 ・あした授業で使うものを用意しておいて下さい。 ・用意されていた防護服を着て、建物に入った。 [〜の用意をする] ・遠足の用意をしている子供は、実に楽しそうだ。 <類> 準備する 支度する ようきゅう(要求) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・組合は賃上げを要求したが、会社側はそれを拒否した。 ・立ち退きを要求されたが、断固断った。 [〜の要求をする] ・待遇改善の要求をした。 <類> 求める ようご(擁護) 〔人ガ ものヲ〕 ・現憲法を擁護する動きが強まっている。 ・情報技術の進歩の中で、著作権をきちんと擁護する必要がますます高まっている。 学説・学問の自由・既得権・権益・憲政・憲法・権利・主権・人権・制度・政府・ 先生・祖国・大学の自治・著作権・利益を <類> 守る ようしゃ(容赦) 〔人ガ 人・ものヲ〕 ・子供だからといって容赦せず、びしびし鍛えたほうが本人のためだ。 ・悪質な犯罪に対して、断固容赦しない態度が望まれる。 ようしょく(養殖) 〔人ガ ものヲ〕 ・この池ではエビを養殖しています。 ・天然のウナギと、養殖されたものではやはり味が違う。 エビ・カキ・魚・真珠・ノリを ようじん(用心) 〔人ガ ものニ/ヲ〕 ・人込みではスリに用心してください。 ・車を運転するときは、子どもの飛び出しに用心(を)しなくてはならない。 ・盗難を用心して、貴重品は金庫に入れている。 火災・事故・クマ・へびに [〜の用心をする] ・空き巣の用心をもっとしっかりしないといけない。 ようせい(養成) 〔人・ものガ 人・ものヲ〕 ・コンピュータの技術者をもっと養成する必要がある。 ・新しいタイプの人材を養成しないと、企業は生き残れない。 医師・オペレーター・官吏・教員・子弟・将校・職人・人材・操縦士・俳優・人を [〜の養成をする] ・この学校ではパイロットの養成をしています。 <類> 育てる 育成する ようせい(要請) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・犯罪者の引き渡しをアメリカ政府に要請した。 ・協力を要請されたが、我々も手一杯なので断らざるを得なかった。 受け入れ・援助・貸し出し・カンパ・協力・交代・参加・支援・実現・出撃・組閣・ 待機・逮捕状・撤回・投票・引き取り・復帰・報告・引き渡しを <類> 頼む 依頼する ようぼう(要望) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・労働者は待遇改善を要望して、経営者と話し合いを行った。 ・県は国に多くのことを要望したが、何も実現しなかった。 [〜の要望をする] ・経費援助の要望を市役所にしたが、相手にされなかった。 <類> 望む ようやく(要約) 〔人ガ ものヲ〕 ・次の文章を2百字程度に要約しなさい。 ・これまで説明してきたことを要約すると、次のようになります。 言い分・以上・一生・意味・印象・仮説・考え・記事・記述・経歴・主張・調査結果 ・内容・話・報告書・本・問題・理論を 大ざっぱに 簡潔に 一言に [〜の要約をする] ・話の要約をしたら、最初からそう話せと言われた。 <類> まとめる よかん(予感) 〔人ガ ものヲ〕 ・彼の練習ぶりを見ていて、今年の活躍を予感した。 ・その頃には、多くの人が敗戦を予感していたはずだ。 活躍・危険・事態・事故・自殺・絶滅・迫り来る死・次の場面・出来事・敗戦・ 破滅・冬・未来・別れを 〔人ガ 文ヲ/ト〕 ・私たちは別れなければならないことを予感していた。 ・そろそろ母が来るんじゃないかと予感していたら、その日の午後、母がやってきた。 〜予感がする よき(予期) 〔人ガ ものヲ〕 ・彼女の参加はまったく予期していなかった。うれしい驚きだった。 ・政府の回答は、予期していたとおりの回答だった。話にならない。 異変・結末・答え・言葉・死・発覚・返事・訪問・申し出を 内心 半ば 〔人ガ 文ヲ〕 ・こういう結末になることはある程度予期していた。 ・彼女がどう返事するかだいたい予期していたから、あまり驚かなかった。 よきん(預金) 〔人ガ ものニ ものヲ〕 ・銀行に冬のボーナスを預金した。 ・この利率では、預金してもほとんど利息が付かない。 <類> 預ける よくあつ(抑圧) 〔人ガ 人・ものヲ〕 ・国民を支配し、抑圧したら、国民の創造力は失われてしまう。 ・自由を抑圧するというのは愚かなことだ。必ず失敗に終わるからだ。 運動・活動・研究・人民・性欲・創造性・大衆・抵抗・敵・人々・蜂起・労働者を 政治的に 暴力的に <類> 抑える 抑え付ける よくせい(抑制) 〔人ガ ものヲ〕 ・自分の感情を抑制して、落ちついた行動をとろうと努力した。 ・人件費を抑制すると、優秀な人材が集まりません。 医療費・おのれ・気持ち・競争・行動・心・自己・消費・賃金・投機を 物価・変化・融資・輸入・欲望を 極力・意識的に <類> 抑える よげん(予言) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・世界の終末を予言する本が出ているが、みんなうそばかりだ。 ・将来のことについて、多くの人が多くのことを予言しているが、当たるんだろうか? [〜の予言をする] ・人類滅亡の予言をし、本を書いて儲けた人は、予定日の後はどうしているのか。 よこく(予告) 〔人ガ ものヲ〕 ・泥棒が盗みを予告し、それを名探偵が捕まえようとする小説があるが、現実にはそんな 泥棒はいないだろう。 ・予告しないで突然テストをやるのを「抜き打ちテスト」と言い、それが好きな先生は生 徒から嫌われた。 雨・開花・出席・増減・破滅・来訪を [〜の予告をする] ・次週の番組の予告をしている。 <類> 告げる よこどり(横取り) 〔人ガ ものヲ〕 ・弱い動物は自分がとったエサを強い動物に横取りされてしまうことがある。 ・弟が台所からこっそり取ってきたお菓子を横取りしようと兄が待ちかまえている。 獲物・金・恋人・言葉・財産・作品・収穫・食料・席・亭主・娘・役を 強引に <類> 取る よしゅう(予習) 〔人ガ ものヲ〕 ・語学の勉強は、予習することよりも、よく復習することが大切です。 ・このページは予習しませんでした。 [〜の予習をする] ・しっかり数学の予習をしていったのだが、先生がかぜで休みだった。 <類> 勉強する よそう(予想) 〔人ガ ものヲ〕 ・試験問題をいろいろ予想するのだが、当たったことがない。 ・野党の反論を予想して、対策を考えています。 [〜の予想をする] ・競馬の予想をするのだが、当たったためしがない。 <類> 予期する 予測する よそく(予測) 〔人ガ ものヲ〕 展開 近未来 時期 前途の困難 パターン 破滅 発病 ・地震の発生を予測することは、現在の科学でもまだ難しい。 ・教授は、今後の展開をどう予測されますか。 [〜の予測をする] ・将来の予測をすることは難しい。 <類> 予想する よち(予知) 〔人ガ ものヲ〕 ・地震が来るのを予知して異常な行動をとる動物があるそうだ。 ・何百億円もかけて設備を作っても、地震を予知するのは難しいことらしい。 運命・危険・死・死期・地震・破滅を 本能的に 悪いことが起こるのを <類> 予感する よてい(予定) 〔人ガ ものヲ〕 ・大学の移転が予定されている。 ・今回の調査の日程は4泊5日を予定しています。 〔人ガ 文ヲ〕 ・わが国は来年オリンピックを開くことを予定している。 よほう(予報) 〔人ガ ものヲ〕 ・明日の天気を正確に予報するのは、いまだに難しいようだが、それに比べ、日食の日時 などは正確に予報できるようだ。 ・現在の科学では地震の可能性を事前に予報することはできない。 <類> 予告する よぼう(予防) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・インフルエンザの流行を予防するために、ワクチンが開発された。 ・食中毒を予防するには、まず新鮮な材料を使うことです。 [〜の予防をする] ・結核の予防をしておくことは、現在でも重要なことです。 <類> ふせぐ よやく(予約) 〔人ガ ものヲ〕 ・夏の旅行のために、ホテルを予約した。 ・月曜朝の成田発の便を予約しておいてください。 [〜の予約をする] ・連休の旅行は、ホテルの予約を早めにしておかなければならない。 ・ビデオ録画の予約をしたいのだけれど、やり方を忘れてしまった。 らいじょう(来場) 〔人ガ 所ニ〕 ・博覧会の期間中に来場した人の数はおよそ一千万人にのぼる。 ・本日はご来場下さいまして、まことにありがとうございます。 <類> 来る らいにち(来日) 〔人ガ〕 ・中国の首相が来日(を)した。 ・今回来日(を)なさったのはどういうお仕事のためですか。 <類> 来る らくだい(落第) 〔人ガ ものニ〕 ・遊んでばかりいたら、とうとう進級試験に落第(を)してしまった。 ・大学で2回落第(を)した。 <類> 落ちる らっか(落下) 〔ものガ〕 ・すべての物体は地球の中心に向かって落下する。 ・ジェット機のエンジンの部品が、着陸時の衝撃で落下するという事故があった。 石・天井・砲弾が 岩壁を・空間を 海面・水面に 垂直に <類> 落ちる らっかん(楽観) 〔人ガ ものヲ〕 ・弟は、自分の将来については楽観しているようだ。 ・政府は少子化問題を楽観していたが、そのツケが今回ってきているのだ。 事態を 根拠もなく 楽観視する ランニング 〔人ガ 所ヲ〕 ・毎日公園の周りをランニングしています。 ・久しぶりにランニング(を)するときは、舗装された道路よりも、公園の草地などを走る のがよい。 公園・土手の上を 軽く <類>走る らんぼう(乱暴) 〔人ガ 人ニ〕 ・どんな理由があっても、人に乱暴(を)してはいけません。 ・町で不良にひどく乱暴され、財布をとられた。 らんよう(濫用・乱用) 〔人ガ ものヲ〕 ・人が自分の持つ権利を濫用すると、社会がうまく動かない。 ・睡眠薬を濫用すると中毒になるから気をつけてください。 外国語・警察権・権威・権利・国費・言葉・職権・捜査権・特権を <類> 使う りかい(理解) 〔人ガ ものヲ〕 ・親が子どもの気持ちをよく理解していないのが問題だ。 ・科学を理解するには、記憶力よりも、疑問を持つ心が大切だ。 ・あなたは、自分の状況を理解していますか? ・この本の言いたいことがどうしても理解できない。 <類> わかる リクエスト 〔人ガ ものニ ものヲ〕 ・ラジオの番組に好きな曲をリクエストした。 ・私の歌をリクエストしてくださった方に、サイン入りのCDを差し上げます。 [〜のリクエストをする] ・50年前の曲のリクエストをしてみたら、レコードがないということだった。 <類> 頼む? りこん(離婚) 〔人ガ 人ト〕 ・私は妻と離婚(を)したいのだが、妻は離婚したくないと言う。 ・結局、二人は離婚(を)した。 <類> 別れる りっこうほ(立候補) 〔人ガ ものニ〕 ・学生会の次の会長選に立候補しようと思うんですが、応援していただけませんか。 ・国会議員である父親が急死し、その娘が選挙に立候補することになった。 議員・生徒会長・町長に 市長選・選挙・総裁選に りゃくだつ(略奪) 〔人ガ ものヲ (人カラ)〕 ・この映画は、娘を略奪された父親が犯人たちを追いつめて殺すという話だ。 ・ここでは農民が武装集団に収穫物を略奪されるということがしばしば起こっている。 (武装集団が農民から収穫物を略奪する) [〜の略奪をする] ・小型の高速船に乗って、物資の略奪をする海賊がこの海にはたくさんいる。 土地 娘 めぼしいもの 市民から <類> 奪う りゅうがく(留学) 〔人ガ 所ニ〕 ・日本に留学(を)したいと思っています。 ・姉はイギリスに留学(を)している。 りゅうこう(流行) 〔ものガ〕 ・今年は白い毛皮が流行している。 ・来年はどんなデザインが流行しそうかわかったらいいんだけど。 <類> はやる りよう(利用) 〔人ガ ものヲ〕 ・通学定期を利用すると、交通費がかなり安くなります。 ・彼はまわりの人をうまく利用して出世してきた。 <類> 使う りょうかい(了解) 〔人ガ ものヲ〕 事情 意味 本質 すべて 申し出 意義 原因 ・皆が監督の意図を了解して、その通りに動き、みごとにゴールを決めた。 ・「12番車、駅南口、高橋様、お願いします」「12番車、了解しました。駅に向かいます」 <類> わかる りょうがえ(両替) 〔人ガ ものヲ (ものト/ニ)〕 ・1万円札を千円札10枚に両替してもらった。 ・空港で円をドルに両替できますか。 [〜の両替をする] ・すみませんが、1万円札の両替をしていただけますか。 <類> 替える りょうしゅう(領収) 〔人ガ ものヲ〕 ・この協会のすべての入金について、いつ、誰が領収したのかを調べてほしい。 ・代金7万円、確かに領収いたしました。 会費 代金 料金を <類> 受け取る りょうしょう(了承) 〔人ガ ものヲ〕 ・ご依頼の件、了承いたしました。おっしゃるとおりに致したいと存じます。 ・問題は、私が了承するかどうかではなく、あなたの計画の実効性実現性なんだ。 計画・欠勤・私案・主張を <類> わかる 理解する りょうよう(療養) 〔人ガ〕 ・家内は手術のあと、海の見える療養所でゆっくり療養(を)しています。 ・結核は、長い期間療養することが必要だった。 りょうり(料理) 〔人ガ ものヲ〕 ・母は魚を料理するのがじょうずだ。 〔人ガ 人/ものヲ〕 ・私ではこの相手はうまく料理できない。 [〜の料理をする] ・きょうは何かキノコの料理をしようと思うんだけど、何がいい? りょこう(旅行) 〔人ガ 所ヲ〕 ・あの人は世界中を旅行しているそうだ。 ・アメリカへは何度も旅行しに行ったことがある。 ・日本の各地を旅行して、そこの特産物を紹介する番組です。 りりく(離陸) 〔人ガ 所ヲ/カラ〕 ・飛行機がやっと羽田を離陸した。 ・自分が乗ったジェット機が離陸(を)するときは、何回乗っても少し緊張する。 <類> 離れる 飛び立つ るいじ(類似) 〔ものガ ものト/ニ〕 ・他社の商品と著しく類似した商品を新製品として売り出し、裁判に訴えられた。 ・キャラクターを考えるのは、他と類似しないようにするのが難しい。 <類> 似る るいすい(類推) 〔人ガ ものヲ〕 ・同じシリーズの製品から類推すると、価格は2万円ぐらいだろう。 ・いくつかのサンプルから類推して、全体的に同じような問題がありそうだ。 れいぞう(冷蔵) 〔人ガ ものヲ〕 ・あまり長い間冷蔵しておくと、腐りはしないが味が落ちてしまう。 ・冷蔵していない、とれたての魚を食べたい。 魚・食品・肉を れいとう(冷凍) 〔人ガ ものヲ〕 ・とれた魚は冷凍(を)して保存し、港へ運ぶ。 ・冷凍した肉を調理の前に解凍しておかなければならない。 <類> 冷やす れいぼう(冷房) 〔人ガ ものヲ〕 ・夏中、家をしっかり冷房したら、電気代がかかって大変だった。 ・最近の電車は冷房しすぎだね。寒いくらいだ。 <類> 冷やす れんあい(恋愛) 〔人ガ 人ト〕 ・今、会社の同僚と恋愛(を)しています。 ・恋愛(を)したことのない人は幸いだ。まだ人生最大の楽しみが残っているのだから。 れんごう(連合) 〔人ガ ものヲ/ト〕 ・小さなグループを連合して大きな組織を作った。 ・この国は、近隣の諸国と連合して大国に対抗してきた。 れんしゅう(練習) 〔人ガ ものヲ〕 ・外国語は毎日練習(を)しなければ上手にはなれない。 ・シュートを練習したかったのだが、基本的なパスを繰り返し練習させられた。 [〜の練習をする] ・漢字の練習を毎日1時間している。 れんそう(連想) 〔ものガ ものヲ〕 ・その話を聞いて、ある小説の一場面を連想した。 ・彼の詩の言葉は、いろいろなことを連想させる、含みの多い言葉が多い。 れんぞく(連続) 〔ものガ ものニ〕 ・この小説の内容は、次の作品に連続しています。 ・サーファーたちがしばらく待っていると、大きな波が連続してやってきた。 <類> 続く れんたい(連帯) 〔人ガ 人ト〕 ・異業種の労働者が連帯して組合を作っていった。 ・一部の人に責任を負わせるのではなく、関係者がみんな連帯して責任をとるべきだ。 ・小さな国々が、他の国と連帯して大国に反旗を翻したのだった。 レンタル 〔人ガ ものヲ〕 ・アメリカへ行ったとき、車をレンタルして1か月走り回った。 ・冷蔵庫や洗濯機は買わずにレンタルして済ませた。 DVDを 車椅子を ドレスを 機器を れんらく(連絡) 〔人ガ 人ニ ものヲ〕 ・ハイキングの参加者に集合の時間と場所を連絡しないといけない。 ・生徒たちに大掃除のことを連絡しておいてください。 [〜の連絡をする] ・委員に日程変更の連絡をしなければならない。 〔人ガ 人ニ 文ヲ/ト/ヨウニ〕 ・修理屋に早く来てほしいと連絡した。 ・スタッフに明日は早く来るように連絡した。 ・明日の野球は中止になったことをみんなに連絡した。 <類> 伝える・知らせる ろうか(老化) 〔人ガ〕 ・体が老化するのを防ぐには、まず食事と、そして適度な運動だ。 ・脳が老化するのを止める手だてはない。 ろうすい(老衰) 〔人ガ ものヲ〕 ・長い間いっしょに生きてきた犬が老衰してきて、散歩もできなくなってしまった。 ・老衰して、家族の顔もわからなくなってしまうのは、悲しい。 ろうどく(朗読) 〔人ガ ものヲ〕 ・あの人は詩を朗読するのがとても上手です。 ・私は国語の授業でいつも朗読させられていたので、何となくアナウンサーになってしまった。 教科書・作品・詩・送辞・答辞・弔辞・文章を 長々と 朗々と ろうにん(浪人) 〔人ガ〕 ・兄は大学受験に失敗して、2年間浪人していた。 ・浪人するのはいいけれど、そのあいだちゃんと勉強するんだよ。 ろうひ(浪費) 〔人ガ ものヲ〕 ・つい浪費してしまうので、財布にあまり金を入れておかないようにしている。 ・若いときは、金の浪費よりも、時間を浪費してしまうことに注意したほうがいい。 エネルギーを 金・時間・人生・青春を ろくおん(録音) 〔人ガ (ものカラ)ものニ ものヲ〕 自供 会話 やりとり ・ラジオ講座を録音して聞いている。 ・レコードからテープに録音(を)した。(レコードの音楽をテープに録音した) [〜の録音をする] ・自分の講演の録音をしてみた。つくづく、下手な話し方だ。 <類> とる 録音をとる! ろくが(録画) 〔人ガ ものニ ものヲ〕 ・衛星放送のスポーツ中継をDVDに録画する。 ・夜中にやる映画を録画しようと思ったが、タイマーの合わせ方がわからない。 ・不審者を調べるため、裏口のあたりを録画するカメラを取り付けた。 子どもの様子 セミの脱皮 浮気の現場を [〜の録画をする] ・好きなアニメの録画をしているとき、停電した。なんということだ。 <類> とる ろんぎ(論議) 〔人ガ ものヲ〕 ・長い時間かけてあれこれ論議したが、結局最初の案のまま可決した。 ・消費税の問題が今盛んに論議されている。 :あれこれ 活発に 盛んに 公然と やかましく ろんそう(論争) 〔人ガ〕 ・微妙な問題なので、委員会で論争(を)せずに方向をまとめられればいいのだが。 ・若いころは社会の問題についてよく友人と論争(を)したものだ。 わかい(和解) 〔人ガ 人ト〕 ・家を出てから25年の後、やっと父と和解(を)した。 ・けんかして断絶状態だった二人を何とか和解(を)させた。 わきみ(脇見) 〔人ガ〕 ・授業中はきょろきょろ脇見(を)しないで、前を向いていなさい。 ・運転しているときは、脇見(を)するな! わりびき(割引) 〔人ガ ものヲ〕 ・スーパーで夏物を割り引きして売っているよ。買いに行こうよ。 ・今ではものを定価で売るのが難しくなった。割り引き(を)しないと、買ってくれない。 評価を 大幅に 少し 手形を 自賛したい気持ちを